ブータンのオーバーツーリズム

登山の部屋

こんにちは。監督です。資産形成や老後の資産に関する情報や経済ニュースを発信しています。自由な生き方を応援しています。毎日朝7時に更新しています。

コロナ後で多くの人が富士山へ

2023年の夏に富士山へ弾丸登山をする人が多く関係者が困っている現状があります。低山でも危険なことがありますが、日本で一番高い山“富士山”に普通の服装で登るのは危ないです。山頂は地表よりも20度以上低いです。そして、風が強いので雨が降れば低体温症になる可能性があります。海外の山に比べれば低いですが、日本は富士山よりも高い山がないので風が吹いていきます。高さではないのです。

ブータンの対策

ブータンはヒマラヤ山脈がある国です。多くの観光客が訪れます。今の日本と同じで、オーバーツーリズムで自然環境に大きな負荷がかかっていました。ゴミや自然を破壊したり、仏教の寺院を勝手に撮影したりして困っていました。そこでSDF(持続的国土開発費)を徴収しています。6月23日までは一泊US65ドルがUS200ドルになりました。このSDFはSustainable Development Feeの頭文字です。所謂、観光税です。それまでは、多くのインド人が観光に来ていましたが、SDFを徴収してから来なくなったと言われています。

エベレストへ登頂するには、多くのシェルパを雇います。高度順応をする為に数日間滞在します。他に入山料が100万円など多くの費用がかかります。総額で500万円から1000万円かかると言われています。

富士山もエベレストも同じ

高さは違いますが山の危険度は同じです。高い山になれば空気は薄くなります。富士山はエベレストの半分以下の高度ですが、高山病になる人はいます。倍以上あるエベレストなら慣れるまで大変です。雨などに濡れば低体温症になる可能性があります。これは高度が高いから危険度は上がりますが、低い山でも危険です。知識がない事で多くの人に迷惑をかけたり、命の危険性があります。

山に限らず、自然を相手にする時は準備をして楽しみましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたらご家族やご友人に紹介してください。宜しくお願い致します。それでは、また明日。

コメント

タイトルとURLをコピーしました