ドクターカッパー

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『ドクターカッパー』とは

カッパーとは銅のことを指しています。銅は広く使われているため重要の増減がいち早く反映されています。経済の先行きの動向を見るために良い指標とされています。そのため『ドクターカッパー』と呼ばれています。

相場が上下するため需要がある時は上昇し減っていくと価格は下がります。そして、この需要は景気が良い時が需要が増えていく傾向があります。この時は価格が上昇しやすくなります。

実際の相場はどうでしょう。

日本の場合はJX金属が価格を発表しています。週に2回ほどです。ロンドンのLMEという先物市場と為替が作用します。ですが、この動き方は『ドクターカッパー』と言われるよりも上下は激しいです。この指標が景気の先行きを表しているには動き方が激しくなります。

銅相場とは

先ほどのJX金属の相場で取引はしません。銅の価格は買取の会社が決めます。この時の価格は相場によって決めます。品質によっても価格は変わります。この買取会社は原料になるように加工をします。加工をすることによって原料としての価値ができます。加工時に出てきたゴミは産業廃棄物として処理します。原料となった銅は銅の精錬メーカーに納品し精錬されます。ですから、先ほどの『ドクターカッパー』とは違います。そして、精錬メーカーは日本で発生する銅くずの全てを買い取ることは出来ません。中国などに輸出されています。これが現状です。

『ドクターカッパー』だけでは

景気の判断の一つの指標であれば、良いと思いますが必ず景気がその指標通りになることはありません。ただ、銅が多くの産業で使われていることは事実です。ですから需要が増えれば相場が上がる可能性はありますが、上がらないこともあります。理由は買い取るメーカーに事情はそれぞれ違います。

景気を判断する指標は

このように景気の先行きを見る指標は多くあります。ですが、あくまでも実態経済とどうなっているかが問題です。今の日本の税収などがこれに当たります。税収が増えることは良いことですが内情を見ると様子は違います。税中を押し上げているのは企業業績です。特に輸出企業や海外に権益がある大手商社や資源メジャーなどです。そして、円安が寄与して業績がよくなっています。GDPの60%を占める個人消費は伸び悩んでいます。ここに今の日本の現状が出ています。それは、実態経済は景気が悪く企業業績だけよくなっています。個人消費は伸び悩んでいます。原因は可処分所得が減っているからです。

自分で防衛しよう

可処分所得が減っていくことは今の日本では防ぐにはテクニックが必要です。法人を作って社会保障費を低くする様にすればか処分所得は抑えることは出来ます。ですが、これは難しいので、簡単なことは自分の収支を見直すことが大事です。これは自分で出来ます。

まとめ

『ドクターカッパー』という経済用語があります。カッパーとは銅の事です。銅は非リク使われているので景気の先行きを見ることが出来ます。ですが、現実はそのような感じではありません。景気が良くても悪くても自分を守ることは出来ます。そして、それができるのは自分だけです。行動をしていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら友人や家族に勧めてください。よろしくお願いします。それでは、また明日。

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