こんにちは。監督です。資産形成や経済ニュースから分かる世の中を発信しています。毎日朝7時に更新しています。自由な生き方を応援しています。
円高が始まる
ここ数日で円高傾向になっています。一時は141円まで上昇しています。原因はアメリカのFOMCが利上げをしないと考えている事が発表されたからです。アメリカはここ数年でインフレで物価が上昇し、経済が加熱していたので抑えるために短期金利を上げていました。金利を上げることで景気の過熱を抑える効果があります。ですが、多くの場合景気を抑えるよりも悪化する場合が多かったのも事実です。今回のアメリカ経済は上手くコントロールされています。その結果株価は史上最高値を更新しています。
日米の金利差が縮まること
日本の短期金利が上がるかはわかりませんが、アメリカの金利はこれ以上、上がることは今のところありません。金利差が縮まることが予想されるので為替相場は円高ドル安傾向になっていきます。ここでアメリカ経済はどうなるのでしょうか
アメリカ経済は、金利が下がることで株価も含めて上昇していきます。問題は金利が上がっても株価は上昇していました。その株価は、これから上がっていくと予想できます。問題は為替です。円高になると同じ価格でも円換算すると評価は下がっていきます。相殺されて、あまり評価額が上がらない可能性があります。ですが、3年ほどS&P500連動の投資信託で資産運用をしていますが、トータルリターンが30%近くになっています。これは、円安の影響もあります。アメリカの株価が上がって、円高になってリターンが下がらないなら結果は良かった事になります。1ドル110円の円高まで上がるとなると今よりも20%以上上がる事になります。評価は20%以上下がります。株価が20%以上上がることはあり得ますが、そこまで上がる事はあまりないと想定します。トータルリターンが15%ぐらいになれば投資としては成功です。
アメリカ経済は強いのか
世界で自給自足できる国はアメリカとロシアの2カ国です。ロシアはウクライナに侵攻して2年目になりますが、資金的に枯渇する気配はありません。ですが、アメリカはウクライナとイスラエルと東アジアなど世界を見ています。一点集中のロシアと世界を見ているアメリカでは負担が違います。それでも経済が拡大しているアメリカは世界第一位の経済大国です。アメリカの凋落を心配している人がいます。もしそうなれば、経済自体のルールが全て変わります。ドルも円も紙切れになります。そして、元もルーブルも紙切れです。どこかが残ってどこかが無くなることはありません。
戦争は新たな秩序を生む
今までの歴史を振り返ると戦争が増えていくと世界秩序が変わっていきます。日本もそうです。防衛費が増えていきます。ですが、基本的に安全保障は防衛費だけではありません。水面下での監視が必要になります。日本も多くの監視カメラがあります。自由な生活は必要ですが、安全を脅かす人は規制してほしいと思います。残念な事ですが、今起きている多くの事件は、経済的な問題もあります。問題の多くは経済的に豊かになると解決されます。ですが、豊かのなり方が歪になると中国の様に格差が大きくなります。これは、今の日本にも起きています。数年後には大きな格差になります。そのために『お金』の知識が必要になります。所謂『金融リテラシー』です。日本は世界で数少ない資産形成ができる国です。ですが、この状況も永遠に続くかはわかりません。早く行動した人が成功の羽を掴めます。それでは、また明日。
コメント