アナログ大国

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

今日の日経新聞の記事から

“銀行に勤めるかたわら、平日の夜や週末の時間を割いて近隣の約500世帯に調査票を配って歩いた。東京都内の60代の男性は2020年の国勢調査で調査員を務めた。15年に続いて2度目の経験で変化を意識した。戸建てが中心だった地域は単身者向けのマンションが目立つようになった。会いにくい住民も増えた。(以下略;日本経済新聞2024年7月22日より引用)“

5年に一度の国勢調査の現状がポストインになっています。国勢調査員が伺いますとTVCMを見たことがあります。違う業界で似たような機能がある職種があります。例えば、電気会社です。今は電力の自由化で複数の電力会社がありますが、例えば、住んでいる地域が関東管内なら東京電力の送電線を使用しています。東京電力はある時期までは東京電力管内のすべての世帯の情報を持っています。今は、携帯電話かインターネット会社が先程の電力会社と近い情報を有しています。はるかにポストインよりも正確で多数の情報が得られる可能性が高いです。

問題は正確性なのか

デジタルの場合はその情報が正確か議論されますが、実際はアナログでも同じです。解答する方が正確にしなければアナログもデジタルも同じです。紙ベースの方が正確だと思っている人はある種の神話と同じような見方をしています。紙だから安心は安心ではありません。

正確に回答をするには

その時期の為政者が、国民から信用を得られていることが大事になります。これは国だけではありません。会社でも、団体でも同じです。先日の東京都都知事選で160万票以上獲得した石丸氏をTVで見ました。ネットで情報が拡散され、今の若い世代に共感される理由が分かります。全てがフラグになっている点です。特に今の社会や政治に不満を持っている人は多いと思います。自分で何とかできる人は良いですが、実際はそうでない人が多いのです。その時に石丸氏の選挙戦は有効だったと思います。難点は既成メディアがあまり報道をしなかった点です。これは、政党も同じでこれほど得票できるとは思っていなかったと思います。

何かを変えられる人

2000年ごろの小泉元首相やその後の民主党政権などは、世の中が変わることを実感したかった為だったと思います。民主党の悪い点(自民党も公明党も同じですが)は、検証をしていない点です。検証ができない組織は発展が出来ません。その検証が正しいか正しくないかは別でしっかり検証をして次の対策をすれば自分たちが目指す方向に進んでいきます。民主党は、政権と獲得した時に議員定数の削減を最初にするべきでした。ですが、議員が自分たちの職席が無くなる事は普通は出来ません。それを支持して投票をした人も多いと思います。できる政策をしないで、相手がいる政策をしようとして失敗します。それが沖縄米軍基地移転問題です。相手はアメリカです。地政学的に沖縄が大事な拠点である事はある程度知識がある人は理解ができます。そして、米軍やアメリカ政府と交渉が必要になります。これには、両国のパワーバランスが大事になります。鳩山元首相はそのことを知っているかは分かりませんが、出来ない方の政策を最初に取り組んでいます。頭が良いやり方ではありません。同時にしながらできることを最初にするべきです。これは、他人を変えるよりも自分を変える方が早く確実です。これは、自民党も公明党も同じです。

アナログ大国なのは

多くの政治家や経営者の頭の中です。システムはデジタル化が出来ても頭の中がアナログでは進歩が遅くなります。処理スピードをいかに早くして同時に多くの仕事を進めるかにかかっています。繋がりを増やしていき仕事を増やしていき仕事を処理できる様にして行きます。パソコンや携帯、タブレットを導入するとかではありません。その機器を使って処理スピードを早くするのです。今放送している『ブラックぺアン2』で出てくる先生は、書類を読むスピードが異常に早いです。設定が英語になっているので余計ですが、日本語でも早いです。このスピードがデジタル化によって誰でも出来る可能性があります。

本当の意味のデジタル化がしてきましょう

今日のおすすめの本は、『バビロンの大富豪』です。その時代に合わせた変化をして行きますが、その中心は変わりません。この中心はアナログでもデジタルでもありません。それは、『こころ』になります。この『こころ』を忘れてしまえば、繁栄は衰退に変わります。

それでは、また明日。

コメント

タイトルとURLをコピーしました