やり直せる

雑記

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

失敗をしてもやり直せる

人生は一回きりで何度でもやり直せると良く言われます。実際はどうでしょうか。

結論は何度でもやり直せます!!

体験談を交えてお伝えします。監督は、吹奏楽の強豪校に在籍して、その後大学へ行き吹奏楽からオーケストラへ演奏するステージを変えました。楽器がホルンだった事もあり、高校時代もオーケストラのアレンジをした曲を演奏していた事もすんなりオーケストラで演奏する様になります。その後、2年生の冬からホルンを本格的に習うことになりました。大学在籍中に東京芸大の別科を3回挑戦しましたが、不合格になりそのあとは就職をして市民オーケストラに所属しています。

演奏はライフワークになっていく

市民オーケストラに所属してからは、多くの曲を演奏しました。概ね問題なく演奏をしていましたが、転機が訪れます。それは、『イタリア』という曲を取り上げた時です。高い音が連続する曲で、上手く演奏ができませんでした。その後にベートーベンの第9交響曲の3楽章にホルンの有名なソロがあったのですが、これも失敗をしました。その失敗からホルンの演奏に不安を覚えるようになり、しばらくは演奏が楽しくない期間が続きます。年齢的な事もありますが、内面的に追い込まれていました。

10年以上かけて復調していく

その後、演奏技術の落ち込みは激しくしばらく試行錯誤をしていました。一度、演奏技術が下がると元に戻らない不安感が襲ってきます。楽譜を見ても演奏をしたいという気持ちが起きなくなります。こういう時は無理しても良い結果は出ません。楽器と距離感を持つ様にしていました。楽器を吹いてみたいという気持ちが湧いてくれば、吹いていきます。そして、自分の不調の原因をネットで調べていきます。今は、多くの情報に溢れています。その中から自分に合った方法を見つける事が中心になります。

その中の一つが「ジストニア」でした。今では、知名度も上がっていますが、その頃はほとんど知られていない症状でした。特に日本は「ジストニア」への理解度は低く、症状が進行する要因が練習の量と精神的に追い込まれている事です。プロの演奏家はよくなる症状で今は手術によって回復している方もいます。

どのように回復していく方法

その時は、どのように直せば良いかはわかりませんでしたが、調べていくと『アレキサンダー・テクニーク』というものが多く出てきます。2010年ごろに東京で教室を開催している「ボディーチャンプ」で受ける事にしました。一年ほど通ってわかった事があります。それは、過去の体験ではなく新しい方法を常に挑戦していく事です。具体的に何をしたのか。

考え方

今日の方法を常に考える。出来なくても、深刻に考えない。出来たらその練習はやめる。これらを常に考えます。出来ない時は原因を考える。そして、思いついた方法をためす。トライアンドエラーを繰り返す。ただ、今日の方法はこれだが、明日は違う方法になるかもしれないと考えています。奏法は一つでないと考えています。

役割をはっきりします。自分ができることは楽器に振動した息を吹き込むことです。あとは楽器側が‘します。自分が楽器に出来る事は、息を吹き込むことで楽器はその息を使って音を奏でる様になります。昔は一体感を求めていましたが、それは理想ですが今はできないので、できることをしていきます。そうすると、結果的に楽器と一体感が生まれていきます。

練習

考え方とリンクしますが、今日はこれが出来るような練習をします。最初はできることが少ないです。毎日同じルーチンをしないようにします。ウォーミングアップはしません。ただ、徐々に唇が振動するような方法を考えていきます。練習の目的は、出来ないことをする事です。例えば、譜面に下からの上昇する1オクターブのスラーがあるとします。下の音から上の音へ移動します。出来れば、二つの音の間に他の音がない様にします。そのために二つの間の音を最初は全て吹きます。ホルンは倍音がなる楽器なので移動していく間の倍音を吹きます。この時のテンポはできるテンポで吹きます。そして、この移動を早くしていきます。ある時点から倍音が鳴らなくなります。これは、息のスピードが上がって音になる前に次の倍音に写っています。この奏法ができると1オクターブ以上のスラーも出来ます。

一度できた奏法は、忘れなくなります。最初は、一つだけの練習をします。続けていくとできる事が増えていきます。できる事が増えていくことで演奏の幅が広がっていきます。

結局

自分との対話をしていくことになります。無理な事をすれば体は正直に反応します。自分と向き合えば方法が、見えてきます。ですから、失敗をしても何回もやり直しはできます。方法を見据えていき、繰り返していきます。ただし、無理をしない事が大事になります。数年後を見据えていきます。昨日よりも今日が良くなれば進歩していきます。そのことは、誰でもわかりますが、大人が長い時間をかけて何かをするにはリスクがあります。挑戦していくことが必要になります。その挑戦ができる人は、変化が‘できる人です。成功するか失敗するかではありません。

挑戦すれば変わっていきます。その挑戦ができるの自分だけです。

それでは、また明日。

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