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現代社会を生きていく上で必要なもの
それは誰もが知っていますが、『愛』ではありません。そうです。『お金』です。お金がないと食べることも住むことも買う事もできません。便利な暮らしをすることが出来ないのです。ですが、多くの人は『お金』に対して考えることはしません。お金をたくさん持っている富裕層はどのようにお金を増やしたのか。
富裕層の多くが持っているもの
それは『証券口座』です。株式投資の事です。なぜ、株がお金を増やす道具なのか。その仕組みを見ていきましょう。
『株』とは何か
株は会社が発行している『株券』のことです。会社は資金を調達するために自社の株を株式市場で公開し売買をします。
例えば、トヨタ自動車の株は2023年11月16日現在で1株2,879円です。この株を東京株式市場で売り買いをします。売り買いをするときは1単位でします。通常株式市場の1単位は100株です。100株で売買しますのでトヨタ自動車の株をこうとすると287,900円必要になります。これでトヨタ自動車の株主なれます。
株主になると何が起きるでしょうか
トヨタ自動車（株）の株は、このようになっています。
配当金：業績によって株主に払われるお金
2024年3月予想で1株当たり62〜70円になります。100株なので6200〜7000円もらえます。
株主優待：株数に応じてその企業のサービスや商品が提供されます
トヨタ自動車（株）は行っていません。
株価の上下：2023年5月31日の株価は1906.8円です。この時点で100株購入すると190,680円になります。この日に購入して今日売ると差額は97,220円になります。これが売買利益になります。
このように企業は株式市場に自社の株を公開して資金を集めたり、社会的な信用を得ようとします。自社の株も保有しています。株主の為に業績が良くなるように企業は努力します。これが株価が上送していく原動力になります。株価が上がると経営陣の評価も上がり収入が増えていきます。これが株式会社が発行している『株』の効果です。
『株』を保有することで、富裕層は自分が働いた収入以外に、配当金や株の売買差で利益を上げて収入を得ます。そして、株価が下がった時に買えば平均が下がっていき上がった時に売買差から得られる利益は拡大していきます。
デメリットもある
一見『株』は良いことだけのように見えるが、大きなリスクがあります。それは社会や経済状況によって暴落する事があります。過去数回そのようなことが起きています。その原因はわかりませんが、理由の一つは相場を当てることが出来ない事にあります。最大のリスクはその会社が倒産する事です。株券が紙切れになります。ですが、このようになる前に売却をする必要があります。保有している会社の業績を常に見ていく必要があります。
このデメリットのことを『リスク』と考えます
『リスク』を避けた生き方をしていると生きたい方向に行けません。行きたいなら行ける方法を考えます。これが『リスク』に対する対処法です。株を保有していたら、株価は上下をします。上がれば良いですが、下がることもあります。株価が下がれば買い足すことで平均が下がります。このように思いながら株を保有していれば『忍耐力』がついてきます。そうです。『株』で資産を増やすには時間がかかります。そのために『忍耐』が必要になります。すぐに結果を求めると大変な事になるので、時間をかけて育てていけば応えてくれます。そうなると『お金も逃げていきません』。富裕層の人は、その意味では『お金に愛されている人』です。そうなれば、お金に不自由な生き方をしなくて済みます。それでは、また明日。
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