家のあり方

house お金の本
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こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報、経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。

先日のニュースにこの様な記事を見つけました。

『盛岡市パートナーシップ制度 事実婚の27歳記者が使ってみた』というタイトルで、内容は盛岡市がLGTPQなどの性的少数者らのカップルを婚姻相当の関係を認めるパートナーシップ・ファミリー制度を導入し、市在住の記者が制度を活用し、事実婚の東京在住の男性と宣誓をした。以下省略(河北新報ダイジェストから引用)

理由は、夫婦別姓を希望していたが、今の婚姻制度では難しいため事実婚を選択していたが、盛岡市でパートナーシップ・ファミリー制度が施行されたので申し込んだという内容でした。婚姻していることで、法律的に受けられる制度が現状多く、今回のように夫婦としてパートナーを選び共に生きてくことを選んでも現行の制度では追いついていないことが多いのも事実です。

少しずつ変化している

この記事のように、家族の形は変わっていきます。形が変わることが何を意味するでしょうか。それは、家制度の崩壊です。日本は家制度のもとに多くの制度が出来ています。ですが、この家制度は少しずつ変化しています。その一つがNISA制度です。理由は、個人で資産を作る事が出来るからです。個人で資産が出来る事の意味は、昔のように家に依存をしなくての生活ができる様になります。ただ、知恵がある人はいつの時代でも存在しており、江戸時代などの滅私奉公で成人する前に街へ行き、商人などの家で生活をしながら家業の手伝いをしています。この時に女中さんは、自分でお金を貯めるようにする女将さんがいたそうです。今でいうヘソクリですが、自分で内職してお金を稼ぐようにします。子供を食べさせるための知恵だったかもしれません。

基本は家制度

この様な例もありますが、基本は家制度です。制度を作るのが、男性だからです。多くの制度が男性目線で設計されています。これは、時代背景を考えると仕方ないと思います。今は、世界が多様性を推奨したり、LGTBQなど性的少数派など変化が起きています。家制度の根幹の一つは相続だと思います。政府は税収を上げるために相続税は重要です。その時に租税をするために単位が一つが家になります。そして、家と家長をうまくリンクさせて村や町を調整していきます。これは武家社会の藩と同じです。鎌倉幕府ができた時に御成敗式目が有名ですが、この制度は武家同士の揉め事を治めるルールです。これも、家が基本となっています。

家の存続が大事

考えを深めるといつの間にか『家』を存続することが大事になっています。家を構成しているのが、人ですがその人よりの家が大事になっています。多くの弊害が起きている理由はここになります。同じ様なことが会社や組織も同じです。会社を守るために社員に無理を強いる経営者や創業者。組織を守るために部下を捨てる官僚など。ここ数年で起きている様々なニュースの元にはこの様な考え方があります。昔のドラマで『会社のために〇〇してくれ』などありましたが、これはナンセンスです。

変化が始まる

先ほどの記事にもありましたが、これからは個人が大事になっていく社会に日本も変わっていきます。ただ、欧米のようなスピード感ではないと思います。ましたや社会がついていけないでしょう。そのために、自分で生きてくための資産は必要です。テーマにしたことがある『専業主婦の年金問題』です。

これは、専業主婦の人が、65歳以上の老後になりしばらくは夫婦で生活していましたが、旦那さんが先になくなり一人になった時に年金だけで生活ができるか考えてみました。夫婦の時よりも年金額は減ります。旦那さんが資産を持っていれば良いですが、その資産も守る事ができないとなくなります。生活費は現役の時と同じではありませんが、お金の管理は必要になります。そのための準備を50歳くらいから訓練する必要があります。ただ、脅している訳ではありません。現実を知れば対策は打てます。問題は現実を知らずに生活して、ある日突然お金が尽きることです。その時では遅いのです。自分の生活費がわかれば、生きていくことはできます。昔の人ではないですが、内職をしてへそくりを貯めます。これが対策です。

今は、内職をしなくても証券口座をもち、NISA制度を活用すればお金は増えていきます。当然リスクはありますが、何もしない方がリスクは高いです。家に頼らない生活をしていく時代になります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』やコメントをお願い致します。それでは、また明日。

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