中高年の資産を守る方法(実践編)

お金の部屋

こんにちは。監督です。

中高年向けに資産形成や老後の資金になる情報を発信していきます。毎日朝7時に更新しています。

今日のテーマは資産を守る方法の実践編です。

預金の保護

お金の保護は預金保険機構が保護します。普通預金等で1000万円まで、金利がつかない決済用口座は全額保護します。外貨預金や譲渡性預金などは対象外。もし、1000万円以上の現金を持っていれば複数の金融機関に分けるか金融資産に変えていきます。

株式の保護

株式などの証券は証券会社は顧客の資産を別で管理をするようになっており、もし破綻した時は日本投資者保護基金が1000万円まで保護します。

保護されないもの

ですが、保護されないものもあります。

先物投資やデリバティブ取引などです。リスクが高い取引です。信用取引もです。伝統的な取引は保護されますが、仮想通貨などの新しい商品や制度は対象外です。

資産を守る方法

このように制度を見ると資産を守る方法は決まっていきます。

貯金や預金は基本的に1000万円までそれ以上は決済用預金に預けます。投資信託などは1000万円までが目安となります。全てを守ることができないので、自分のリスク許容度を考えます。例えば、年間300万円で生活をしていれば預金が1500万円なら500万円が無くなっても3年間は生活できます。このように自分の資産の状況を把握して備えるようにします。

税金対策

資産を守るための方法で大事なことは税金です。税制は毎年変わっていくのでその都度気にしましょう。大事な内容はニュースに出ますが出ないものもあります。最近のニュースで贈与税はなくなる前3年間が相続税になりますが、資金の移動ができないことや制度が複雑などもあり上手く運用ができていないのが実情です。その対策として、7年間にすることによって、早い段階で資金を移動を促していきたいようです。これもうなく行かない可能性があります。それほど多くの資産を保有している人は贈与ではなく違う形になる可能性もあります。そして、そもそも資産を形成できない人は財産を所有したときになくなる可能性があります。その時は自分の資産を寄付する人も増えると思います。

基本を知ろう

この基本を知っていれば多くの人は保護されます。そして、理解ができないものは購入をしない。これが基本になります。株をした方が良いことはわかるが、内容がわからない時は中立的な立場の人から教えてもらうようにしましょう。この時に窓口がある証券会社や金融機関はお勧めできません。多くの資産があればその一部を投資しても良いですが、少額なら先ほどと一緒で、中立的な人に聞きましょう。『初心者用の投資の本』や『お金の大学』などのYOUTUBEなど多くの良質な情報があります。内容は初心者でもわかりやすいものが多くあります。

情報をしっかり理解して、資産を守っていきましょう。変な商品やサービス、すぐ資産ができるなど甘い誘いには興味を示さないように。資産は時間をかけていけば必ず保つことができます。

それでは、また明日。

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