こんにちは。監督です。
中高年むけに金融リテラシーの向上を通して、老後の生活が安心できる情報を発信していきます。
今日のテーマは中高年の資産運用です。
中高年向けの資産運用は投資信託だけで良いです。他に個別株やETF、高配当株などは必要ないです。理由は簡単です。決まったことを毎月すれば良いのです。毎日、投資の上げ下げを確認するのみです。他には何もいらないです。
株式について説明します。
株式とは企業が発行するもので公開されていれば株式市場から資金を調達します。非公開の場合は役員や一部の株主が保有しています。この場合は公開している株式です。株式を購入するには、証券会社や銀行などの金融機関で購入します。今では、窓口がある既存の証券会社や銀行以外にネット証券もあります。ここで重要なのは手数料です。手数料は証券会社が請求するもので、購入、管理(年間)、売却の3回手数料がかかります。手数料が仮に全て1%だとすると一年で購入、年間の管理料と売却で3%かかります。株式のリターンが5%なら税金が20%引かれるので4%になり、そこから3%引かれるので1%になります。ネット証券でしっかり検討すれば、合計で1%以下の手数料はあります。手元に3%になります。この2%がとても大事になります。1億円の1%は100万円ですが、3%なら300万円になります。手数料は少ない方が特になります。
株式は証券会社で購入できるとお伝えしましたが、損益はどのようになるでしょうか。
①売買差
これは購入時と販売時の差です。売却損益です。
②利回り
保有していると出てくる利回りです。
③配当金
企業が出す1株あたり配当です。業績が良いと配当金も上がります。業績が悪いと減っていったり無配当になります。
リスクを考えよう
株価は相場ですので、相場を当てることは難しいです。ただ、その企業が業績が良いか悪いかは情報が開示されるので判断することが出来ます。売買差で収益を上げることが一番楽な方法ですが、リスクがあります。監督が考えるリスクとは株価が0になった時にどうするかを想定することです。0になっても大丈夫であれば投資をしても良いと思います。
投資信託の説明
投資信託は先ほどの株式をパックにしたようなイメージの金融商品です。パックにしているところがポイントで、ある指数に連動しています。例えば、日経平均株価やTOPIXなど。どの指数に投資するのが良いかということになります。これにはいくつか条件があります。
①経済成長をしている国や地域
経済成長をする条件は新しい産業が起きている。人口が増加しているもしくはその代わりになる対策をしている。⇨アメリカ合衆国やBRICS、後進国など
②政治体制が安定している国や地域
政治体制が安定しないと経済は成長しません。内覧や戦争などをしていく国やテロなどが多く起きている国は政治的に不安定になります。政府の事情で法律を改正したりする国は要注意です。
③セーフティーネットがしっかりしている
もし、金融機関が破綻をしたときのセーフティーネットがしっかりしていれば投資家は保護されます。先進国が多いです。
アメリカ合衆国が最適
この条件に当てはまる国家や地域はアメリカ合衆国になります。日本は悪くないですが、人口増加と経済成長は良くないです。中国は政治体制に問題があります。今のゼロコロナを見るとわかります。地政学リスクが高いです。
日本は消費税などの大規模減税をすれば個人消費が促されて経済は拡大していきます。そうなれば投資先の候補になります。日本企業の中で良い企業はあります。あくまでも日本を見た時に投資先としては物足りないという事です。
アメリカ合衆国の中でおすすめの指数
S&P500になります。これは、アメリカのS&P社が厳選した500社でこの指数に連動した投資信託になります。定期的に指数に連動する企業は入れ替えをしていきます。長期的に保有をしていれば3〜7%の利回りが期待できます。2021年から積立NISAで保有しているS&P500の利回りは13.25%になっています。今年は投資環境は良くはないと思いますが平均するとこのようになります。必ず利益が出るわけではないですが、高い確率で資産が増える可能性があります。
投資信託が適していのは長期投資
投資信託はある指数に連動していく投資商品ですが15年以上の長期間保有すると3〜7%のリターンが期待できます。毎月積立をしていくだけで、その都度売り買いをする必要はありません。決まった金額を毎月購入していくだけです。積立NISAなら20年間で800万円非課税で投資ができます。これだけで1000万円以上の資産ができる可能性があります。そして、できた資産を毎年4%を取り崩しをしても元金は減っていくことはありません。年間40万円が手元に入ります。老後資金の一つになります。月に3万円です。光熱費は賄うことができると思います。
投資をする目的
年金や貯金、労働以外に定期的に収入の一つとしてこの投資信託があれば、老後の備えの一つになります。総資産が100万円以上あれば、次は1000万円が目標になります。資産は貯金や株式などの金融商品、不動産などです。ローンで購入した自宅の資産です。現在の売却価格がわかればバランスを知ることが出来ます。多くの場合はローン残高よりも売却価格が少ないと思います。35年ローンであれば20年以上払わないと売却価格が上になることはないと思います。住宅によってそれほど価値がないこともあります。ですが、ローンを完済すれば土地代は最低でも残ります。これは、実際に定年なる前に考えることになると思います。平均寿命が男性でも83歳、女性で88歳であれば60歳から20年以上は生きていきます。
お金の心配がなくなれば楽しく暮らせます
ある程度資金計画ができれば、老後の生活も楽しく生きることができます。そのための準備を今からしましょう。ちょうど12月になりました。積立NISAをはじめるには良いタイミングです。ネット証券で口座を開設して、1月からはじめられます。来年の年末は楽しみになります。資産形成のイメージが変わると思います。リスクがあるから自分には合わないと思えば一年で辞めても良いと思います。積立した投資信託は売却しても非課税です。40万円を貯金したと思えば良いと思います。
それでは、また明日。
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