給付金と資産形成について|一時金を“消費”で終わらせないために(番外編)

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。しばらくの間不定期に更新します(プロモーションを含みます)。

突然ですが、皆さんは「給付金」をどう使っていますか?

  • 生活費の足しにする
  • 趣味や旅行に使う
  • 預金に回す

もちろん、使い方に「正解」はありません。
しかし、もし少しでも将来の不安があるなら、給付金を“資産形成の第一歩”として活用することをおすすめします。

この記事では、ファイナンシャル・プランナー(FP)の視点から、給付金と資産形成の関係について、やさしく解説します。


そもそも「給付金」とは?

「給付金」とは、国や自治体、企業などから条件を満たす人に対して支給されるお金のこと。
返済の義務がなく、一時的な生活支援や経済対策として支給されます。

▶ 例:

  • 特別定額給付金(10万円)
  • 児童手当や子育て世帯臨時給付金
  • 住宅支援給付金、雇用調整助成金など
  • 企業や地域からの独自支援金

なぜ給付金を「資産形成」に使うべきなのか?

① 税金・社会保険料がかからないケースが多い

多くの給付金は非課税所得として扱われます。
→ つまり、**手取り全額が“自由に使えるお金”**です。
これを“消費”ではなく“投資”に回せば、お金が将来の味方になります。


② 少額から始められる資産形成にちょうどいい

給付金の多くは数万円〜10万円程度ですが、

  • 積立NISA
  • iDeCo
  • 金積立
    など、少額から始められる資産形成制度に使うのにぴったりです。

③ 消費に回すと“記憶に残らない”

一方、使い切ってしまうと「何に使ったか忘れてしまう」こともよくあります。

▶ それなら、将来の安心のために残す・増やす方向で使ってみるのはいかがでしょうか?


給付金を資産形成に活かす3つの方法

1. 積立投資にまわす(例:つみたてNISA)

投資初心者でも、少額から毎月の積立が可能。
インデックス型投資信託などで、長期・分散・積立を始めるのに最適です。

  • 1万円でもスタート可能
  • 将来に向けた「自分年金」の基礎になる

2. 生活防衛資金として定期預金や普通預金に確保

「投資はちょっと不安…」という方は、まずは生活防衛資金の確保を。
急な出費や失業に備えて、生活費の3〜6ヶ月分を用意しておくことが大切です。

▶ 給付金はその第一歩になります。


3. 自己投資や副業の種銭にする

将来の収入を増やすための“仕込み”として、

  • 資格取得・スキルアップの教材費
  • 副業用のパソコンやソフト購入
  • ブログやECサイト開設費用

などに使えば、“使ったお金”が“将来の稼ぎ”に変わる可能性があります。


注意点|給付金に依存しないマインドを

給付金は一時的な支援であり、「将来ももらえる」とは限りません。
もらったタイミングで、“自分の未来を作るお金”に変える視点が重要です。


FPとしての提案|給付金を「資産に変える習慣」へ

もらったらすぐ使ってしまうのではなく、「このお金で何ができるか?」を考えることが、
老後の安心や生活の安定につながっていきます。

給付金は、資産形成の“最初の種まき”としてとらえてみましょう。


✅ 『監督の部屋』では、少額から始める資産形成や給付金の活用法もご相談いただけます。
あなたの家計・人生設計に合わせたご提案をお届けします。


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