後継から継承へ

日本の部屋

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少子高齢化による影響

日本の中小企業の代替わりに変化が起きています。多くの場合は、社長のご子息や親戚の人が社長を継ぐことが多かったのですが、少子高齢化で事業を受け継ぐ事が出来ない為、事業を墓の事業者に継承する事例が増えています。

中小企業庁によると2023年のデータで後継者の不在率が54.5%になっています。半数以上の中小企業が後継者がいない事になっています。単純に少子化だけではないと思います。事業を継承する時に、実際は家業を継ぐことを望まない社長も実際にいます。自分の代で、会社を閉じるつもりの社長も多いことも事実です。安定している会社員で、生活をした方が収入が安定している事を考えている社長もいます。全体的に自分がいる業界が活気がないと思えばその業界で仕事をする事を望まない理由もわかります。

自分の収入で財産はできている

多くの社長は、自分が老後の生活ができる財産を築いています。何を仕事として働くかは、問題ではなく起業をして、社長として仕事をすることが大事だと感じています。自分の親が社長業として自分たちを育てくれたのであれば、社長業として仕事をする選択肢もあると思います。この社長業が大事なポイントです。高度成長期で仕事が増えていた時代は、仕事はやりやすかったと思います。ですが、簡単に稼げるようになってはいません。工夫や努力をしていたはずです。その努力は会社員も社長も変わりません。社長を経験している人はわかりますが、会社員で経験よりも社長の経験の方が内容は濃くなります。

知らない仕事

ただし、自分が知らない仕事をするときは注意が必要です。新しいことをチャレンジすることは大事ですが、知らないことは、その分野で知っている人に知恵を借りる必要があります。誰かに知恵を借りすのに年齢は関係ありません。年齢が若い人に聞いても良いのです。その分野で経験が豊富なら知恵を借りた方が特になります。その時は、利害関係のない人に聞きましょう。今は、SNSが発展しているので繋がっていれば助けくれる人は沢山います。

上場会社も減少傾向

日本だけでなく、世界で見ても上場企業は減少しています。それは、株主の視線が厳しい事と非上場の方が良いと判断している経営者が多いことが挙げられます。実際にセブンイレブンの買収劇は、株式を上場しているから起きる現象です。非上場になれば、買収される危険性が無くなります。それは、資本主義経済では無くなっていきます。難しい判断ですが、世界経済が成長することが資本主義の良い所なので、期待したいと思います。

それでは、また明日。

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