宗教と政治の関係について

雑記

こんにちは。監督です。

今日は、ちょっと難しい話です。

監督の考える結論ですが

税金を頂いて活動しているなら、国民に説明する義務があり、その内容を聞いて国民は選挙で判断する。

です。

政教分離とは

日本の政治制度には政教分離という原則があります。これは政治と宗教は別という考え方です。歴史的にどうでしょうか。日本の宗教は大きく分けると神道と仏教とキリスト教になると思います。イスラム教もありますが、それほど多くはないです。ただ、世界的にはイスラム教が多いです。

日本で普及している宗教にについて

神道

一つは神道、これはもともと日本にある信仰で八百万の神と呼ばれ、自然の中に神が存在します。

仏教

そして、仏教はインドが発祥で中国を経由して日本に入ってきました。

キリスト教

キリスト教は戦国時代にヨーロッパから入ってきた宗教です。当時の武将はこの勢力を利用していました。オランダとスペインがそれぞれ、徳川家康と豊臣秀吉に力を貸していました。

明治維新

ただ、ご存じの通りキリスト教は江戸時代になると弾圧の対象となります。そして、日本は江戸時代の終焉と共に大きく変わります。明治維新です。

そして、神道が中心となっていきます。これは天皇を中心とした社会を作っていくために必要なことでした。ただ、一般の市民はどうだったのでしょうか。当時は生きていないのでわかりませんが最初は今までと変わらなかったと思います。政治家が神道を利用をしていました。

終戦後

戦争の反省をしない前にGHQの体制が前面に出ていきます。そして、多くの宗教が日本の中に存在します。そして、民主主義という政治体制を選んだために政治家は自分達が選挙に勝つために多くの組織票を欲していきます。労働組合、医師会、日教組など。

話を元に戻しますが、宗教と政治はなぜ、別にするのか。いくつかターニングポイントがあります。江戸時代のキリスト教弾圧、江戸時代末期の百姓一揆、そして神道を利用した政治体制。宗教は国民を動かす力があり、その力を時には政治が利用してきた歴史があります。そのため、世界を巻き込んだ第二次世界大戦が起きます。そして、国民を洗脳して多くの人命が失われていきました。

この経験から、政治と宗教は別にするべきだと考え、今の体制になっています。

政治家になるために利用した人が出てくる

そして、そのことを忘れ自分が政治家になりために得票ができる団体を利用しています。その結果が今、問題になっている宗教法人のニュースの根幹になっています。多くの政治家が、この宗教法人をよく知らないで自分達を応援してくれるから選挙活動をお願いしているという事です。ただ、何も見返りがないならもっと正々堂々と支援すれば良いわけです。実際は多くの方が被害に遭っているので普通の宗教法人ではないです。

例えば、地元のお寺の檀家が修繕するときにお金を出しますが、そのことで社会問題にはあまりなりにくいです。それはお寺が、地元の拠り所になったり、お墓があったりして生活の一部になっています。だから、同じように扱うのは問題があるのです。

政治家は基本的に税金をもらっているので、もっと多くのことに気を使うべきです。知らなくても厳しい言い方をするとそれは理由にならないのです。そのことをわかっているから、ある政治家は大臣職を拒んでいたと思います。そして、政党は政治家個人の問題ではなく、党として調査をする必要があります。これは政党助成金をもらっているからです。

この問題の本質はここにあると思います。

国民が納税した税金から、政治家は給料がもらっており、政党は政党助成金をもらっているので、国民に対して説明責任があります。その内容を見て国民は選挙で判断をすることが民主主義の根幹です。

そして、ある特定の個人や団体から支援されて陳情などされれば断ることは難しいと思います。そして、そのような団体が支援をして当選した選挙自体の正当性も疑わしくなります。これは日本の民主主義への挑戦です。

政治の問題も資産形成と同じです

資産を増やすことと同じですが、急な変化はリスクが伴います。そして、このような団体もよく理解しています。だから、少しずつ浸透していきます。最初は、善人のように見えますが、本質をよく見ることが大事になります。これは、自分の資産を守ることと同じです。自分の人生は自分しか守れないのです。

資産も人生も自分で守っていきましょう。

それでは、また明日。

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