景気が良いからインフレになった

お金の部屋

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日本銀行が金利を上げました

2024年7月31日に日本銀行が短期金利の上げを発表しました。その影響で為替は急上昇し149円を超えました。日経平均株価も1,000円以上の下げが起きました。ここで日銀の植田総裁は次のような内容の話をしていました。

「金利を上げる判断をしたのは、物価が上昇し、給与が安定的に上昇し、個人消費が上昇している為、金利を0.25%上げても問題がないと判断をした」と言われていました。簡単に説明すると景気が良くなったので、金利を上げたという内容です。この人が日本銀行の総裁で大丈夫か心配になる内容でした。この判断に岸田首相も同意しているそうです。

日本の景気は良くはない

日本銀行も日本政府も自分たちに都合が良い数字の読み方をして現状とは違った判断をしています。インフレになった理由は、ロシアによるウクライナ侵攻によって、円安と原油高になったことが主因です。その影響でエネルギー価格は上昇し日本のエネルギー関係の指標は上昇しています。そして、原油価格の上昇によって多くの商品の価格が上がりました。これが今のインフレを起こしている原因です。

円安によって輸出企業は、業績が良くなり日本経済を支えています。ですが、肝心の内需が拡大しないために本格的な景気の拡大にはなっていません。内需を増やす為には継続的に公共授業をしたり国土強靭化で道路や港湾の整備が重要になります。ですが、日本政府はこのような政策はする様子がありません。需要がなければ、日本の本格的な景気の上昇はありません。

残念な指導者

伝え方が悪かったり、間違った判断をしていると優秀な人がいても結果はだせません。問題はモチベーションを上げる事ではなく、パフォーマンスを上げる事です。それを叱咤激励をしても良くはなりません。この国にはこのような指導者や政治家、経営者が多く日本が上昇しない原因になっています。

どうすれば良いか

対策は簡単です。経済的に自由になれば、意見が合わない上司と仕事をする必要がありません。転職活動をすることも対策の一つです。年齢の問題はありますが、自分がストレスにならない事が大事になります。病気になっても会社は助けてくれません。自分の身は自分で守る必要があります。

自分が勤めている会社や経済状況をしっかり把握して何をする事が自分にとっても会社にとってもメリットがあるか判断していきましょう。

それでは、また明日。

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