年金制度がベースになる

年金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

老後の資金計画は

老後の資金のベースは年金がベースになります。国民年金とサラリーマンなら厚生年金を合わせたものです。もし、20歳以上で年金に加入していないなら直ぐに加入して下さい。年金事務所に行けば加入できます。国民年金に加入が出来れば65歳以上亡くなるまで年金が支給されます。もし、同じことを自分で作るなら元金が2000万円で期待リターンが5%になります。税金が20%なので実質4%になります。年間80万円の配当金が得られます。

年金だけでは足りない

実際には、年金だけでは資金は足りません。そのために補充をする必要があります。例えば、国民年金だけなら満額で月に国民年金は月に68,000円になります。夫婦2人で136,000円になります。国民年金に加入している職業は、サラリーマン以外になります。基本的に自営業者が中心になります。起業家などもそうですが、国民年金以外に収入がサラリーマン世帯よりも多いため足りない分を事前に準備して貯蓄をしています。事業が失敗しても大丈夫な様に貯蓄や資産形成を作ります。

サラリーマン世帯はより準備が必要

自営業者は、先ほども指摘したように事業が失敗しても生活出来るように貯蓄や資産が必要になります。サラリーマンは収入が安定していると思われているのでその収入から資産を作ることが出来ます。ただし、サラリーマンが収入が安定しているというのは、実は正確ではありません。サラリーマンも収入が激減する可能性があります。そして、サラリーマンの最大の問題は収入が会社だけという事です。この事実がなぜ問題かが分からない人は、老後の生活も大変になります。その理由は年金だけで生活をしようとするからです。月に数万円でもベースの収入以外にあるのは大きな事です。その金額が5万円でも大きいのです。

老後の資金計画のベースは年金です。平均的なサラリーマンの年金額は17万円前後になります。この金額では、多くの人は生活が出来ません。夫婦2人でも22万円ほどになります。ですが、この金額はあまり当てにしてはいけません。理由は夫婦の多くは亡くなるタイミングが違うからです。残念ながら、悲しい事実です。老後の資金計画はどちらかが残っても健康で寿命を全うできる事が重要になります。

監督の老後の資金計画のベースはここにあります。使うお金は年齢を重ねると減っていきますが、医療費は人によって違います。75歳以上なら後期高齢者医療制度があるので収入が少ない人は1割負担で医療が受けられます。食事にしても趣味にしても現役時代のようには出来ません。それは、その時にならないと分からないので現役時代にいくら生活費に必要かを考えます。多くの場合は現役時代とそれほど変わりません、仕事の関係でお金を使っていればその分は減っていく可能性はありますが、多くの場合は変わりません。月に30万円使う生活をしていれば老後の数年間は同じかそれ以上使う可能性があります。老後破産の典型的な現象です。

老後の資金計画

①公的年金②資産形成③貯金④労働による収入

この①〜④です。ベースは①公的年金に②と④を重ねていきます。これが基本戦略です。③は‘最後の手段です。大事なことは②を現役時代に作り、④は何でも良いので働きます。この収入も月に5万円でも良いのです。多ければ資産を温存して増やしていきます。

詳しい説明は、次回にお伝えします。

今日の本は『となりの億万長者』です。アメリカの億万長者になった人のエピソードが紹介されています。その反対の人の話も出ています。実は、ここで紹介されている「蓄財優等生」のマインドが老後の生活の資金計画に大きな影響を与えます。

それでは、また明日

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