子供の日に思うこと

日本の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有していますので、お金の相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

少子化は30年以上前から予想できる

子供の日になると出生数や各地域の子供の数など記事に出ます。これは、予想ができない現象ではなくある程度予想ができる現象です。人口は時間が経つと年齢が高いグループは減っていきます。若いグループはその時によって変化します。自然に増える最後のチャンスはすでに逃しています。それは今から7年前です。第2次ベビーブームの最後の世代が40歳に到達した時にそのチャンスは無くなりました。これは、政府が30年以上無策に近い証拠です。日本の政策は子供を育てる環境が悪いから子供が増えないと思われています。実際は違います。第2次ベビーブームの世代は社会に出た時に就職氷河期に突入しています。自分の両親がリストラや転職など負のイメージがついています。その中で『結婚』や『出産』が『コスト』だと言われ始めた為です。この『コスト』という意識は非常に悪い影響を与えます。『コスト』がかかるならその分を賄える収入が必要になります。夫婦2人で生活するには月にいくら必要でしょうか。家賃が7〜8万円、食費が5万円、光熱費が3万円、保険が3万円等々です。これで約20万円になります。他に交際費や外食など必要になります。30万円近い金額が必要になります。額面で40万円以上の収入が必要になります。年収で500万円ほどになります。

この年収になるには

男性がこの年収になるには、35〜40歳前後になります。その年齢まで1人で居たら結婚を考える人は減っています。女性も同じです。仕事のキャリアを重ねるようになると婚期は遅くなります。『結婚』か『仕事』かの二者択一になります。この二者択一の考え方は実は問題でその間の良いところを作る必要があります。このように男性にも女性にも問題が参席しており、その解決を各個人に任せています。会社は、出産や育休など制度や社会保険制度で整備はしていますが、実際に社内で寛容になれる職場は少ないのが実情です。ここにも先ほどの『コスト』という負のイメージが底辺にあります。

結婚をしている夫婦は

変わりません。結婚している夫婦の多くは子供を持つ様になります。これは、計画的に子育てを考えている夫婦が多いことを表しています。結婚ができる環境は増えると子供が増えていく可能性が高くなります。結婚ができる条件のベースは『収入』です。若者の中の多くは収入が低い状態になっています。400万円以下です。ですが、一部の若者は起業をして、自分のキャリアを形成しています。就職して数ヶ月で辞める若者に対して、我慢が足りないと言われても現状は変わりません。『我慢』をする必要があるのか。問題はその『我慢』を若者に理解されていない職場です。なぜ、我慢が必要なのかを説明できない人が多いのでしょう。理不尽な経営者や社内風土がある企業には若い人は来ません。その現実を理解する必要があります。

初任給が上がっても

初任給が上がり、表面的に収入が上がっているように見えますが、可処分所得が減っています。この現実をどのように感じるのか。

対策は

数年間に渡り、消費税の減税と公共事業の拡充。育児環境の整備。そして、金融リテラシーの向上が大事になります。収入が増えても資産を作らなければ、豊かになることはありません。自分の収支をコントロールが出来ないと生活は楽になりません。方法は実はそれほど難しくありません。自分で決めて行動すれば良いだけです。相手が関係していないので自分次第です。固定費を見直して、余剰資金をNISA口座で資産形成を作ります。一度始めれば15年から20年以上続けていれば1000万円以上の資産が出来ます。

政府も国民も

現状が良くない理由は環境だけでなく自分の行動にも関係しています。その中で、方法を考え選択して行動をしていく必要があります。批判だけしても改善はされません。

今日の本は『バビロンの大富豪』です。主人公は『なぜ、世の中にはお金持ちと貧乏人がいて、自分は貧乏人なのか』。その問いの答えを富豪に聞きにいきます。その行動力が現状が変わるきっかけになります。

それでは、また明日。

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