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富士山の5合目の来訪者が500万人(2019年)になる
登山者は22万人になり、オーバーツーリズム(観光公害)が顕著化されています。これは、富士山以外にも京都でも同じような事が起きています。東京ではどうでしょうか。多くの観光客が訪れていますが、それほど多くの問題は起きていません。ここに都市の機能の差があります。東京都は昼には3000万人とも言われるほど人口が増えていきます。都民だけでも1400万人は住んでいます。2019年が最大で5000万人が日本に来日しています。月に400万人です。今はここまで回復していません。ですが、数字が示すように本格的に来日数が増えれば問題が顕著化していきます。
多くの世界遺産があるが
日本には15の世界遺産があり世界から多くの観光客が訪れています。多くの都市では、観光客を受け入れる体制は出来ていません。日本の観光は、その土地に訪れていますが基本的にホテルや旅館などの宿泊施設を予約したり、日帰りなどで旅をする人が多いです。これは休日が基本的に土日と祝日に集中しているためその時期が繁忙期にそれ以外はビジネスマンなどの仕事で来る人で対応しています。これが外国からの観光客が増えたことで変わっています。富裕層はホテルで宿泊しますが、バックパッカーで安いホテルに宿泊する人が増えてきました。1泊数千円で泊まれる宿を探して泊まります。富裕層は、そもそも人数が少ないので迷惑な人が少なくなりますが、そうでない所得の人が増えているため全体の人数が増えたことによって日本人があまりしない行為をする人が増えています。
対策をするというが
日本政府は対策をするというが、何を目指すのかがわからない。観光立国として、日本が目指すならその地域に住んでいる住民の人の理解が必要になります。たまに訪れる観光者に対してそれほど抵抗感はありませんが、大勢の人が訪れればその人が日本人でなくても抵抗感が出てきます。これは、人であれば当たり前の反応です。政府は観光地だけでなく多くの国民が理解する必要になります。行政はこの部分が非常に上手くありません。マイナンバーも実際にはそれほど多くの割合ではなかったですが、政府の説明と報道が偏っているため正確な情報が理解されていませんでした。政府もメディアもしっかり説明する必要があります。この部分が足りないと国民は不安しか生まれません。
日本人の特性に頼るのはやめた方が良い
政府は日本国民の勤勉さに助けられています。外国人は日本人の接客や国民性に感銘を受けて好感を持っています。これは政府が何かしたわけではありません。日本国民の民度も問題です。そうではなく、政府として国民に何度も説明とお願いをする必要があります。言葉だけの『対策』は必要ありません。難しい対策も必要はありません。国民が理解できる様に説明をするだけです。必要な予算を計上するだけです。
昔の慣習は無くす必要がある
パーティー券問題でも出ていますが『習慣や慣習』といった言葉が出ています。昔からしているので疑問に感じていません。前例主義では限界に来ています。考える力が必要になります。これが今、日本政府が国民に求められているものです。それでは、また明日。
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