高校の吹奏楽部

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監督が通っていた習志野市立習志野高校

監督がなぜ、この高校に通うことになったのか。それは、中学校3年生の時の吹奏楽部がそれほど強豪ではなく、顧問の先生もそれほど熱心ではなかった。たまに来られる先生が熱心な方だった。感覚的に技術よりも気持ちが大事だと思ってました。先生の熱量によって演奏は変わります。中学の顧問の先生に対して不満があった訳ではありません。実は、夏頃までは違う高校に行きたかったのです。志望校が違っていました。3年の10月に定期演奏会を聴きに行ってから志望高校が変わります。当時の成績ならそれほど心配がいらない成績でした。そして、無事に高校に合格出来ます。

吹奏楽部に入部する

希望通り、吹奏楽部に入部します。希望パートはホルンです。定期演奏会は満員のお客さんで希望者も多いと思いました。実際はホルンの希望者は監督1人でした。その後、他のパート希望の人が3人ホルンパートとなり4人でスタートします。その後に1人退部をしたため最終的に3人になりました。実は、2年上の先輩から部員数が一学年40人程になります。自分達の代も40人ほどいました。ですが、楽器の初心者が半数以上いました。ホルンも監督以外は初心者でした。実は、監督の代も含めて全日本吹奏楽コンクールで5年連続金賞の4年目に金賞を受賞する年代になります。

一年目の定期演奏会まで

入部した1年目の定期演奏会までは、今までにない体験を多くします。同じ学年の同期が40人以上いること。同じ人数の上級生が2学年います。120人の名前を覚える必要があります。伝統として、全ての人と同じように対応する事が求められます。好き嫌いを作らずに『全ての人と同じ様に接する』事です。そして、時間は5分前行動が基本。返事はシンプルに。練習のカリキュラムが分単位で決まっています。実は楽器を吹く時間がそれほど多くありません。

部活の時間が3時間しかない

定時制高校があった関係で部活動の時間が早く終わります。ですから、効率よく練習をする必要があります。特色的な練習は合唱です。合唱は日頃から練習をしています。喉の使い方と音を合わせることに慣れていきます。実は、楽器の演奏よりも音を合わせる事が大事になります。今でもいますが、人の音を聞かないか合わせない人は多いです。ですが、これは誰でも出来ると思っています。周りの音を聞くこと。そして、合わせることは誰でも出来ます。問題は、合わせるか合わせないかの問題です。ここで最初にお伝えした『すべての人と同じ様につながること』が大事になります。人なので、合う人と合わない人がいます。ですが、この部活では基本的にありません。今は分かりませんが誰でも同じ様に接します。これが、習志野高校吹奏楽部の音楽の原点のひとつだと思います。

この続きはまた、明日お送りします。

それでは、また明日。

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