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『人類の育児はワンオペに向いていない』と日経新聞の春秋の欄に出ていました。幼児期から幼少期にかけて人間の体は弱く、命を失う可能性が高い。そして、脳は15歳まで成長していくように時間をかけて成長をしていきます。村や家族で子育てができる仕組みを人間は作っていきました。これは人間の生存本能がそうさせたのだと思います。
核家族化
1980年代になると核家族化が進んでいきます。親元を離れて独立して、生活をする夫婦が増えていきます。そうなると子供の数も自然と減っていきます。サザエさんの家族のように両親と娘夫婦、その兄弟なら稼ぎ手が二人いて、家には母親と長女が子供と兄弟の世話をします。この様な家族は子供を複数人で見ていくので育てるのが一人よりかは楽になります。これはあくまでも一人と比べてです。現実はそのような家族は少なく多くはお母さんが一人で子供を見る『ワンオペ育児』が主流になります。
『ワンオペ育児』の幻想
両親が自営業をしていたので、常に両親は家にいました。ですが、母親は家事はしていません。家事は長女がしていました。多分、小学校の高学年になった時には料理をしていました。このような家族は、稀だと思います。自分の両親が一人で子供を育てたように思っているだけで、実際は違っています。子供を産むのに実家に帰省してゆっくりしています。それだけ、出産は大変だということは分かっていたと思います。そして、産後数ヶ月は基本的に安静です。なぜか、家事をできると思われている感じがあります。それは3人目ぐらいから実家に帰省すると子供を二人連れて帰るのが大変になるので、住んでいる地域で出産します。このようにある時期まではワンオペではなかったのです。実際は、多くの人に助けられて育児をしていたが、間違った情報やその様な環境になってワンオペ育児が増えて行ったのだと思います。
悲劇が増えている
最近、悲しい事件が増えています。自分の子供を育児放棄をしたり、亡くなるなど痛ましい事件が増えています。この原因の一つに育児によるストレスがあると感じます。適度にストレスを発散できれば良いですが、その様なことを回避できない状況にあります。
縄文時代から
縄文時代から村単位で子育てをしています。今はその様なことは難しいですが、両親や親戚に手伝ってもらいます。そして、自分たちが時間が空いてくれば子供達の世話をしていきます。そのように繋がりが増えていきます。
お金の支援は
もし、資産があるなら子供が結婚して出産をする時期に援助をしましょう。ですが、やりすぎはよくありません。経済的な自立を損なうような援助はかえってマイナスになります。理由は簡単です。親のお金を当てにするからです。その様な両親の姿を見て育った子供も同じような生き方を選ぶ可能性があります。そうなると自分で生活ができなくなります。この様な人は、両親からの仕送りを期待しながら過ごしていきます。
自分達の生活費は
生活費は自分たちで何とかしましょう。そして、収支のバランスをコントロール出来れば経済的にも精神的にも余裕が生まれます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、お友達やご両親に拡散をお願いします。それでは、また明日。
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