日本電信電話

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こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報、経済ニュースを発信しています。自由な生き方を応援しています。毎日朝7時に更新しています。

日本電信電話とは

知っているようで知らない方もおられると思います。NTTグループの持ち株会社です。株主に財務大臣が32%、日本マスター信託が10%、自社が5.8%などです。株価は4120円(2023年6月23日15時現在)です。この株を買おうとすると1単位が100株なので412,000円必要になります。この株が7/1に25分割が行われます。株価は160円ほどになります。100株ですと16万円ほどで購入出来ます。先ほどの40万円から考えるとかなり安くなっています。

なぜ、分割をするのか

理由は株主の高齢化だと。60歳以上の株主は78%以上になっています。この会社は元々国営企業で日本電信電話公社が1985年に民営化をした時に誕生した会社です。当時は、上場した株を購入する個人投資家が多くいましたが、売り出し価格が下がって損になっているという情報が目立っていました。ですが、株価は乱高下を繰り返していたので上手く利益が出た人もいたと思います。個別株の購入目的が何かによります。

投資家の高齢化

先ほどの投資家の高齢化が分割の理由の一つです。相続の対象になりますが、保有している株を売却される可能性があります。60歳以上で78%も保有しているならその何分の1が売られるだけで、株価は乱高下します。その対策として若い人にも購入しやすい価格にするという事です。

配当金という考え方

配当は2023年3月で60円でした。100株なら6000円です。これが2023年の9月は2、5円になります。2500円です。これは分割した影響です。年に2回ランチができるほどのお金が入ると思えば購入の検討はアリだと思います。業績が良くなれば株価は上がっていきます。配当も増えていきます。長期間保有することでメリットはある可能性があります。

なぜ取り上げたか

理由は将来起きる可能性があることを今対策している事です。人口は推移していきます。永遠に生きる人はいません。いつか死を迎えます。企業としては、株主が高齢化によって起きる可能性を今から対策をしています。この行動があっているかは20〜30年後に分かります。もし想定外のことが起きればその時に対処します。

何を学ぶか

自分たちも同じです。何も知らないで生きていればその様な人生になります。物価に左右され、可処分所得が増えていかない理由がわからないまま生きていきます。そして、対策は貯金や生活費を抑えるです。これでは、豊かになることはありません。収入が増えた分だけ支出が増えると豊かになったようでそうではないのです。日本電信電話のように自分の会社の将来を見据えて変えていく行動は我々も見習う部分が大きいです。そのために勉強や情報を集めることは大事です。好奇心が将来の備えになります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたらお友達やご家族の方に拡散お願いします。それでは、また明日。

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