無理な事に対する対処法

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こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報、経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。

高齢者の資産が増えているとニュースに出ていました。その額が1200兆円です。理由は、高齢者の貯蓄に行くお金が増えている事と相続の主な相手が配偶者だという事です。そのほとんどが貯金になっており株式などの流動資産には向かっていません。この世代の多くの方は。お金は銀行に預ける事がお金を増やす方法と教わっています。簡単な事です。バブルが弾けるまでは土地神話があり終身雇用で、経済は右肩上がりだと信じられています。確かに銀行の金利は8%ほどあり、10年から20年ほど預けていればお金が数倍になっていました。このような状況なら、お金の増やし方や不労所得を作る方法を考える必要がありません。そして、この運用は日本人に合っていたと思います。銀行などのある意味公的機関に自分の資産を預けていれば、安心に感じた人が多かったと思います。

確かに1200兆円の一部が株式市場に流入すれば株式は上昇していきます。株価が上がればその企業や投資家の資金は上昇し景気が良くなると考えている可能性があります。このような形で株価が上昇してもそれは一時の事で元に戻ります。本当に景気が良くなった訳ではないからです。きっかけとしては良いと思いますが、次の対策が必要です。

現実的には難しい

残念ながら、高齢者の資産が政府が考えているような資産の移動は今の所起きません。そのような教育も受けていませんし、自分の大切な資産をリスクがあるものに投資はしません。できれば、自分の配偶者や子供、孫に残したいと思っていると思います。

中高年は可能性がある。

次の希望は中高年です。この世代は、まだリタイアはしていなく現役で働いているので、収入はあります。この世代は老後の不安があるので、不労所得を作ることに抵抗感はありますが、興味も持っています。ただ、多くの人は投資ができるほどの資産は持っていません。そして、投資に対して、免疫力は低いです。この世代の多くはバブル崩壊後に就職している就職氷河期世代です。株に対しては、否定的でギャンブルとあまり変わらないと思っています。一部の人は投資をした事によって、億単位の資産をつくる事に成功しています。この現象は、若い人にも出ています。若い人よりも経済力が中高年が投資に自分の収入の一部を回せば、政府が考えているように貯蓄から投資になります。

どちらも片手落ち

高齢者でも中高年でも資産から投資に資金が流れても豊かになることはありません。それは、投資をしたから裕福になるほど、投資は簡単ではありません。そして、投資には多くの方法があり、お金があるだけの人が簡単に稼げるほど甘くはないです。そして、この政策は片手落ちです。

秘策はある

もし投資に資金を流入したいなら高齢者からの贈与を年間360万円まで非課税にし、新型NISAへ投資をする事条件にすれば、贈与を受けた子供世代や孫世代は投資をしていきます。この制度には、上限を設けます。期間でも、金額の上限でも良いです。限定になれば早く資金は動いていきます。

対処法

無理なことを要求する人は何か理由があります。その理由は利己的なものが多いです。もし、その時は先ほどのようにできる方法を考えます。その方法は理論的でなくても創造的でなくても良いです。実現できる方法を考えます。交渉相手にその方法を聞いてみましょう。その中からどれかを選んで来れます。この時は謙虚に話をする事です。相手のとの関係が良ければ、最善の方法を考えてくれます。ほとんどの場合はこれで解決されます。ポイントは問題が両者の問題になっていることです。そして、どちらかの利益にならない事です。お互いにプラスになる事が大事になります。多くの場合、自分の利益を優先してしまいます。これでは、難しい問題は解決されません。

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