資産形成は目的か手段か

お金の部屋

こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。

目的か手段か

資産形成をする方は本来の目的があります。ですが、資産形成をするために実践していると手段が目的に変わってしまします。資産を作る目的が何か。その目的の達成するために資産がどれほど必要か。これは人によって変わります。例えば、FIREをしたいから資産を作りたいとか、老後の資金を作るために資産を作りたい。自由な時間が作りたいので資産が欲しい。など様々です。人生においてお金は重要ですが、お金を貯め方や増やし方、守り方など知らない人が多いのも事実です。資産は自分の人生の選択肢が増えます。その為の手段です。

資産があると出来る事

資産があれば出来る事は、収入を自分でコントロール出来ます。多くの人は、会社から給料をもらっています。給料以外から収入があることによって、自分の人生に選択肢が増えます。この選択肢が本来の目的です。例えば、贅沢な暮らしがしたい、自然の中で暮らしたい、世界中を旅したいなど。このような暮らしをするには、資産が必要になります。この資産は例えば不労所得なのか、不動産投資なのか、事業所得なのか、副業なのか資産を作るためには多くの手段があります。この手段は資産の規模によって変わります。この規模は先ほどのしたいことや資産形成したい時間によって変わります。

短期か長期か

資産を短期間で作るには、高いリスクが発生します。そのリスクに向かっていく勇気があれば資産ができる可能性は多くなります。そして、成功する秘訣は、成功するまで続けることです。続けるために多くの工夫が必要になります。同じことをしても結果が出ない時は方法を変えていきます。このようにして、成功するために続けます。この修正が大事になります。長期であれば、再現可能な方法を使います。代表的な方法は株式の投資信託です。期間は15年以上です。短期であれば、数年で資産は出来ます。ただ、失敗するリスクは高くなります。

経験が財産になる

短期で資産を作ることはこの失敗が大事な経験になります。この経験ができるのは会社です。会社は事業をするためにリスクを取ります。全ての事業が成功するとは限りません。ですが、成功している事業は必ず、継続しています。継続できるように工夫をします。このことが分かって、仕事をしているとこの経験値は非常に高くなります。ただ、会社の資産で仕事をするので損失が出れば、昇進や昇級に影響はあるかもしれません。ですが、その経験とその時の会社の雰囲気や待遇は非常に大事になります。多くのサラリーマンが、リスクを取らないのは、自分の収入の基準がここにあるからです。会社は利益が出ることが前提で失敗するのは基本的にマイナス評価しかならない事です。これは、学校教育と同じです。学校も方針が違えば評価は下がります。同じような事が出来る生徒を評価が上がります。日本の社会にこの考えは定着していません。

失敗することは『悪』ではない

初めてすることや難しいことをすること、他人が関係することは思うようにいきません。当然失敗します。この失敗はその人の経験値が上がります。失敗は『悪』ではないのです。チャレンジするが大事で問題は多くの理由をつけて、何もしない事です。『出来ない理由』を探して、チャレンジしない事です。失敗することは多くのダメージを与えます。ですが、自分の評価と他人の評価は違います。自分が目指す姿ができなくても、チャレンジすることでその人の経験値が上がります。行動すれば、何かが変わります。この変化が将来影響を与えます。目的がしっかりしていれば、その目的はいつか達成されます。問題は目的に対して、手段が間違っていると大変になります。資産を作りたいのに収入以上に浪費ばかりしていれば、資産ができなくなります。

まとめ

資産を作ることは手段です。目的は人それぞれです。その人らしい生活を過ごしたいために資産が必要であれば、資産を作ることは大事になります。そうでないなら、資産を作る必要はありません。収入を全て使っても構わないと思います。所謂『宵越しの金は持たない』的な考え方です。その人が幸せになる手段の一つが資産であれば作ることは大事な手段になります。使うことが幸せになればそれがその人にとって大事なことになります。自分が本当にしたいことを考えて生きていきましょう。

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