労働力問題

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こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報と経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。

日本は少子化高齢化

このフレーズを毎日のように聞きます。出生率は年々下がり、労働力人口は減少しています。中高年サラリーマンの関心ごとの一つの定年もいつまで伸びるかわからなくなっています。労働力不足の実質的な解決策の一つが技能実習生制度です。名称から判断できるのは日本に来て高い技術を習得し、母国に帰ってその技術を活かして欲しいという期待が込められています。実際は、労働力の一部として活用されています。農業や工場などの単純労働者なら、資格もなく誰でも従事することが出来ますが、高度な仕事になると日本でなくても他国の方が条件が良くなります。結局、この制度を活かしているのは建築現場や介護などの日本人が仕事をしない職種が中心となります。もう一つは、留学している大学生です。日本の大学は少子化の為、定員割の大学が多く存在します。その為、本来時間の制限がある外国人のアルバイトが実質日本の大学生と同じ様に働いています。そして、卒業後は起業などをして日本にそのままいる外国人が多く、結婚して帰化する人も多く存在します。このように外国人労働者は、日本社会に浸透しています。

企業側は低賃金として見ている

制度を現状に合わせていきたいと、思っているのが今回の記事の内容でした。低賃金の労働者を確保したいということでしょうか。そのため多くの弊害が起きている事も事実です。女性労働者が妊娠をして、そのまま出産し、亡くなるという事件も起きています。外国時労働者が妊娠をしたことに後ろめたさがあり、雇い主側もしっかりした対応をしない為このようなことが起きています。表現が良くないですが、低賃金の労働力を確保したいという雇い主側の意図が見え隠れしています。

本来の考え方

このような考え方では、外国人労働者は、将来的に日本には定着しないでしょう。それよりも日本で起業したり、同じ国の会社に就職し、独立していく様になっていきます。日本の中で、日本人以外の人が起業をし、ビジネスの中で存在感が増していきます。この様な現象は徐々に起きています。許可もなく企業ができる業界は外国人が起業している会社が増えています。その代表例は、スクラップ業界です。多くの外国人が企業をして、街道沿いに店舗を出店しています。そのほとんどは、古物商の許可で営業をしていますが、騒音や火事などを起こし周辺住民からの苦情も出ている会社のあります。

魅力がある会社

海外との競争をするためコストを安くする為低賃金の労働力を求める雇用主がいることは事実だと思いますが、多くは労働力が少ないために制度を活用しています。日本人が雇えないから外国人のような考えではその会社の将来はなくなります。ですが、業種によって人が集まらないことも事実です。しっかり給料を払い、労働環境を整備して行けばその会社は繁栄していきます。その労働者がどのこの国人かは関係なくなります。

すでに変化している

地域によっては日本人よりも外国人が多い場所は多くあります。代表的にもので東京の新宿区の新大久保や横浜中華街などは代表例です。一時、コロナのパンデミックで外国人も減り減りましたが、これから回復傾向になります。多くの外国人が日本にやってきて、その一部は定住していきます。この様な社会が日本にとって良いかはわかりません。それは、立場によって変わるからです。心の奥底で外国人はやだと思う人もいると思います。ですが、日本人は順応性が高いので自分たちの中に入れば気にならなくなります。結局、国籍は関係なく一人の人として見ていくようになります。

まとめ

技能実習制度が現状の合わせて変わっていく様になります。どこの国の人を雇うにしても給料や雇用条件をしっかりすれば人は集まります。特に外国人なら尚更です。働きやすい企業なら知り合いの人に勧めます。安い労働力を求めると結局高いものになります。最初から普通に雇うようにすれば企業も繁栄できます。これは、我々も同じです。大きな買い物をするときに目先の価格だけに注目すると将来大きな損になる可能性があります。価値を判断して良い人生にしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。内容が参考になりましたら、『いいね』やコメントをお願いします。それでは、また明日。

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