こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信しています。毎日朝7時に更新しています。
為替
去年、1ドル150円だった円相場が今は130円を前後まで円高が進んでいます。その当時の円安になった理由は、日米の金利の格差です。今は、金融危機によって、円が安全資産になるため購入する投資家が多いという事です。この理由は全て、外的要因です。円が他の国と比べて安心できる通貨という評価も外的要因です。特に日本が何か対策を打った訳ではありません。
監督が考える外的要因とは、自分以外の要素によって影響を受ける事象です。内的要因は自分が行動したことによって起きる事象と考えています。人間関係でいうと他人に影響されることは外的要因で、自分で考えて行動することは内的要因となります。
外的要因は不安定
外的要因では、影響が多く自分達で調整が難しい。その代表例が半導体だと思います。自動車の納期が一時期半年から1年後となり話題となりましたが、今でもメーカーによっては改善がされていません。これは、自動車を購入するときに大きなリスクになります。現金で購入するにも、自動車ローンを組むにしても人生の買い物の中で大きな割合を占めます。価値も変動します。売却にも影響が出ます。一時期、中古車市場は活況でした。それは、新車が購入できない為、走行距離が少ない中古車を求める人が増えました。そして、中古車の価格が上昇していましたが、ここで頭打ちになって下がり始めています。これも、相場商品なので先を完全に読むことは出来ませんが、物の価値は基本的に一定だと思います。そして、ベースアップをしているなら、元の商品の価格が上がっている事だと思います。多くの車は納車されれば、基本的に半額まで価値が下がります。ですが、車種によってはそうでない物もあります。これがリセールバリューです。今は購入出来ませんが、トヨタ自動車のSUVの一部の車種は、価値は下がりにくいです。それは、海外でも販売されるために高い価値になっています。
この状況も半導体が欠品になり、自動車が納車されない事が原因です。自動車メーカー自体で半導体メーカーを買収や工場を建設するなど早く手を打てば、改善されます。ご存知の方も多いですが、その様な対応は進んでいないのが現状です。自社で対応できることをしていないために消費者が、影響を受けています。
内的要因を磨こう
内的要因を磨けば、外的要因の影響で変わっても変化がしにくくなります。具体的な例です。今、インフレになって生活必需品や光熱費が上がっています。生活費が上昇しています。もし、収入と支出のバランス均衡していると生活が出来なくなります。この時に、生活防衛資金を用意しているとすぐに生活が破綻することはありません。そして、次の対策が出来ます。家計の見直し(主に固定費)や収入を増やすために転職や副業などです。バランスが取れれば生活防衛資金を増やしていきます。この間も投資信託の購入ルールは変えません。
お金の考えは年間で
生活防衛資金も投資も基本的には、年間で考えます。1年間には、多くのことが起きます。急な出費もあります。余分にお金が余ることもあります。その時にバランスをとります。特にボーナスが出るなら、支払い以外の物は貯金や投資に回します。ここで月々の支払いのバランスをとります。また、児童手当などの公的な手当がある場合は出来れば、一緒にしないで別で分けると分かりやすくなります。子供用の生活防衛資金です。
数年後には、景気に関係ない家計が出来上がります。
生活防衛資金は数年で半年から一年間の資金を作ります。そして、投資は最低15年間かけて資産形成します。2〜3年後には総資産が100万円を超えます。そうなると、気持ちに余裕が出来ます。そのまま、継続していきます。ポイントは収入が増えても生活費は上げないように気を付けます。そして、生活防衛資金や投資に貯まり具合が順調にいってから少しずつ生活を良くして行きます。人の欲望は無限にあります。収入が増えると支出が増えます。当然、自分が頑張って収入が上がっているので当然ですが、今一度立ち止まって本当に必要な支出かを考えましょう。
まとめ
外的要因と内的要因について考察してみました。変えられない環境はありますが、出来れば影響が少ない様にする為には、自分で調整出来る様に変えていきます。内的要因が強くなれば変化に強くなります。注意点は、自分で決めらることは自分で決めるべきです。多くの人はそのことをしません。外的要因しか事が動かないことは、任せるべきです。自分が行動をしても、変わるのに時間がかかります。その時間は他のことに使いましょう。人生は外的要因の中に内的要因で自分で行動しています。その行動は無意識なものが多いです。その行動を少しだけ意識的に行動するだけで変化が起きます。自分の人生を変えられる力になります。
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