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老後対策の基本とは
年金を支給される時期から老後が始まると仮定すると、65歳から始まる人が多くなります。ですが、実際に年金支給額が少ないと感じる人は繰り下げ返済を活用して65歳以降に年金を支給する人もいます。老後対策の基本は自分達の生活費がいくら必要かがポイントになります。この生活費は現役時代がベースになっています。問題は、老後になって急に時間が出来たので今までしたことがない事を急に始める事です。老後には趣味を始めることを勧めていますが、趣味の中にはお金が非常にかかるものもあります。男性が始める趣味の中で多い『釣り』は、道具にかかる費用が多くなります。そして、釣りものによっては釣り場まで交通費がかかる事もあります。退職金が出たので最初は余裕がありますが、そのお金もなくなり貯金を使い始めると生活は困窮します。他にも『登山』もそうです。低山でも服装やザック、靴など揃えると数万円かかります。
実は、代用品がある。
先ほどの『釣り』も『登山』も代用品や格安品などあります。最先端のものや流行のものを求めなければ安くできるのです。必要なものが何かを調べて購入する必要があります。高いものは高機能です。ですが、型落ち品でも十分に楽しむことが出来ます。
老後のお金の基本は
『年金』です。サラリーマンなら国民年金と厚生年金です。iDeCoを活用しているなら60歳以降で取りくずことが出来ます。NISA口座を持っていれば限度額まで非課税になります。ですが、ベースは『年金』です。年金額が多いか少ないかではありません。自分がなくなるまで支給される制度が大事になります。先ほどのiDeCoやNISAは基本的に株式投資で運用します。元本割れのリスクがなくなることはありません。『年金』も支給されないことがあるのでは、心配される方もおられます。払った金額が戻ってこないと思っています。今の年金額であれば11年ほど支給されると払った金額を回収できます。もし、70歳から支給されたら1.4倍になります。問題は制度が変わっていく事です。今の物価上昇に対して、すぐに変化はしません。年金額が上がるには時間がかかります。遅れて変わっていきます。この点は注意が必要です。
どうすれば年金額がわかるか。
年金機構が定期的に発行している年金定期便かマイナポータブルで確認できます。ただ、40歳では、現実的な金額ではありません。国民年金は480ヶ月(40年間)払えば満額支給されます。20歳から60歳までです。厚生年金は企業に勤めている期間によります。自分が勤めている会社が厚生年金に加入しているか確認する必要があります。目先の給与を高くして、社会保険料を払わない事業者もあるので確認する必要があります。
年金が確認できれば
足りない部分を補うことを考えます。今の自分の年齢によって支出は違います。家族構成によっても違います。お子さんが2人いて、歳の差が3歳なら中学、高校、大学と同じような時期に入学、受験、卒業を迎えます。大学は同じ時期に2人通うことになります。このような家族は、学費が出る時期がまとまって迎えます。この時期は最初の子供が生まれた年齢によりますが、30代から40代にかけて迎える場合が多いです。この時期に老後のお金の準備は出来ません。
もう一つの問題
生活費が分かりません。最初にお伝えしたように老後の初期の段階は現役時代の生活費がベースになります。どうするか?
解決方法は2つ
①若い時に少額で投資を始める。
この時の金額は1万円です。働き始めたらネット証券で口座を開いて毎月1万円、投資信託を購入します。22歳から就職したらその時に作ります。仮に22歳から毎月1万円で期待リターンが5%で65歳までの43年間投資すると金額はこのようになります。1,754万円になります。最初に始めるとあとは楽になります。この習慣は億万長者への道になります。
②40歳から50歳までに収支のコントロールが出来るようにして、資産を作ります。
ご子息にお金がかからなくなった時に資産を作るようします。この時のルールは、年収の10%が最低条件です。これは、旦那さんが働いて、奥さんが専業主婦の場合です。もし、2人で働いているなら方法は変わりますが、必ずすることは固定費の見直しです。保険や通信費、自動車代など見直しできる所は、たくさんあります。普通に数万円レベルで改善できます。40歳なら25年間、50歳なら15年間を最大限活用します。節約のポイントは、あくまで固定費です。あとは自動車です。自動車をローンで購入しているなら月々の支払いを減らすようにします。中古車にします。中古車なら購入費が抑えられ、ローンを組みなら銀行のオートローンを活用します。ここでのポイントは金利です。おかえを借りるなら金利が低い方が良いのです。この経験は、これからの資産形成に役立ちます。
シュミレーションをする
年金と投資、貯金で資産がどのようになったかシュミレーションします。年金が国民年金と厚生年金合わせて平均的な金額の15万円で、投資で1,500万円になれば4%なら年間で60万円になります。月に5万円になります。先ほどの22歳から投資をすれば1,700万円になります。難しい事はありません。特に中高年の人は、取り組めば資産はできます。そして、これが資産形成の最後のチャンスです。理由は時間です。数千万円の資産を作るには最低15年ほどは必要なります。うまくいけば総資産3,000万円のアッパーマス層になります。もう一つは自宅が持ち家ならローンが終われば家が資産になります。自分の資産をシュミレーションをして老後に備えましょう。
今日の本は『となりの億万長者』です。アメリカの億万長者を調べた本ですが、億万長者の多くは、自分で資産を作っています。その行動には、難しくありませんができる人はひと握りです。資産が出来る方法や考え方を学ぶこと出来ます。
それでは、また明日。
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