9割が知らない、年金の仕組み

年金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

年金の仕組みを理解しよう

日本の年金制度は、国民全員が加入する国民年金とサラリーマンが加入する厚生年金が基本になっています。これに企業年金や確定拠出年金(DC)とiDeCoがあります。そして、サラリーマンの配偶者は、厚生年金の中で国民年金を負担しています。負担はこの様になっています。

自営業者 国民年金のみ

サラリーマン 国民年金と厚生年金

サラリーマンの配偶者 国民年金(負担なし)

この様になっています。iDeCoは自営業者も加入出来ます。今、このiDeCoの上限金額が上がることが検討されています。iDeCoの制度は、保険金額を税金から控除されます。控除の仕組みが分かりにくいと思います。

控除とは

税金が決まるには、税金から経費を差し引きます。経費の他に医療費や寄付など差し引くものがあります。これを控除と言います。例として収入が100万円で経費が10万円だとすると90万円が課税対象となります。控除は経費以外で認められているもので寄付や医療費、社会保険など複数あります。控除として認められている金額が仮に20万円だと先ほどの課税金額が70万円になります。この20万円の差は大きいです。

iDeCoとは

年齢が若い人はiDeCoで年金を増やしても良いと思います。唯一の問題は、60歳以上にならないとiDeCoを解約出来ません。これ以外は長期投資をするには非常に良い制度です。iDeCoは、年金といいながら運用は株式が中心になっています。運用方法はNISAと変わりません。厳選された銘柄が中心となります。

国民年金は月に16,980円になります。全期間で480ヶ月払うと、合計で8,150,400円になります。国民年金は年金として受給されると老齢基礎年金という名称になります。月に68,000円になります。支給は偶数月に2ヶ月分払われます。ですが年金にも所得税と地方税と社会保険料を払います。実際には50,000円になります。

厚生年金は計算方法が複雑になります。生涯頂いた給与の平均から計算しますが、分かりにくいので平均額は約80,000円になります。合わせると140,000円ほどになります。

夫婦2人で200,000円ほどになります。

ここまでが年金のおおまかな制度です。この制度を見ていると問題が見えていきます。

夫婦2人で生活ができるレベルです。年齢が同じなら受給する時期が同じになっていますが、歳の差があると受給するタイミングが変わります。どちらが年齢が高くでもタイミングが変わります。その間をどの様に過ごすか決める必要があります。定年になったから退職して退職金だけで生活をしているとそのお金はすぐに無くなります。

老後の資金計画は事前に準備していきます。

今日のおすすめの本は『知らないと損する年金の真実』(大江英樹著)です。年金の仕組みを知っているとお得なことが多くあります。

それでは、また明日。

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