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2024年8月2日
日経平均株価が、史上二番目の下げ幅になりました。午前中は、1800円の下げ幅でしたが、午後もその流れは、継続され2216円まで下がりました。月曜日以降の相場の状況によっては、株価はもっと下がる可能性があります。反対に下がった分が上がる可能性もあります。これは、誰にも予想は出来ない状況です。
問題は、我々の生活にどのような影響があるのか
①多くの人には直接影響はありません
これは、日本社会の中で株式投資をしている人は少数派だからです。
②間接的に影響はある
自分たちが務めている会社がこの株安で業績が悪化する可能性があります。資金的にひっ迫する可能性もあります。
③株安よりも金利や為替の影響のほうが大きい
株価は先行指数と呼ばれており、日本経済の数か月先の状況を示していると言われています。株安を誘発したのは、日本銀行の短期金利上昇の発表です。この発表を受けて政府関係者も追認しています。特に、政府の要職にある議員や自民党の幹事長が擁護にしています。
④日本経済には大きな影響が出てくる
今までと前提条件が変わっていきます。メリットは、円高による輸入価格の下落。原油などのエネルギ関連や資源も大きな影響が出てきます。デメリットは、企業業績が悪い企業は、再建が難しくなりM&Aや廃業を選択をする可能性があります。この事によって日本の社会は大きく変わっていきます。
そのきっかけが2024年7月新聞の記事です。
この日の記事に日本銀行が金利引き上げを検討するという見出しが出ていました。経済学者は、日本経済が好循環になっていないこの時期に早い対策だと批判をしていましたが、誰も止めることは出来ませんでした。これは、決定権を持っている人とそうでない人の差になります。
日本経済は、新陳代謝が起きる
この事によって、何度か触れていますが日本経済は大きく変わっていきます。金利がある世界になり、今までのように助けてもらう事が出来なくなっていきます。その為、多くの中小企業が廃業やM&Aをしていき、日本経済は大きく変わっていきます。その最初の年になります。バブル崩壊後の30年間を「失われた30年」と言われていますが、今度は「激動の時代」になる可能性が高くなります。
そのために準備をすること
金融リテラシーの向上をして、資産形成をして複数の収入を作ることで強い家計を目指します。今、この時に何を選択していくかが、数年後の未来を決めていきます。
株の暴落は長期投資には影響が少ない
長期投資をしている人でここ数日の資産の増減は激しかったと思います。ですが、長期投資をしているなら気にする必要はありません。下がっている時は次の投資への準備になっています。継続して投資をしていきましょう。
今日のおすすめの本は『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』(中桐啓貴著)です。投資が上手くいかない理由は、途中で辞めてしまうからです。損をして、損切をしています。投資の目的がはっきりしない為に間違った投資や自分に合っていない投資をしています。その為に失敗をしています。長期投資でリスクを少なくする方法はこのブログでも紹介していますが、本を読むことで理解は深くなっていきます。
それでは、また明日。
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