黄金の〇〇年

assorted tarot cards on table お金の部屋
Photo by Alina Vilchenko on Pexels.com

こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。自由な生き方を応援しています。

安定がもたらす弊害

1年前に、今の政権は黄金の3年間という言葉が新聞誌面に出ていました。2025年まで国政選挙がないので政府は落ち着いて政策が出来ると。残念ながらその様な状況にはなっていません。政権与党はパーティー券問題で、最大派閥の安倍派は特捜部から事情聴取が行われると報道されています。なぜ、この様な事になっているのか。その理由の一つに『安定』があります。普通、『安定』すればしっかり対策が出来て成果が出ると思いますが、『安定』から気の緩みが出ています。その証拠に経済対策は相変わらず後手になっています。簡単な例ですが、円高と原油高の影響でガソリン価格は高くなっています。本来は、『トリガー条項』を発動が出来ないため政策が歪んだ状態になっています。元売りに補助金を出す形でガソリン価格の上昇を抑えている様に見えますが、効果がどれほど出ているか『不透明』です。『安定』した政策が出来る状況で『不透明』な政策をしている事が政治に対する期待感が薄くなる原因の一つになっています。

投資へシフトする事の本当の意味

投資によって資産を増やしている人は、証券口座を保有している人が20%です。投資は手法によって違いますが、資産となるまで増やすには時間がかかります。個別株の売買で資産を増やすやり方は個人的におすすめはしません。この手法はほぼギャンブルに近くなります。利益と損をする人が表裏一体になっているからです。誰かの利益が誰かの損になっています。投資信託で資産形成をする方法は、指標に連動して運用するので企業の業績が良くなれば評価額が上がります。長期間の資産運用をすれば複利の効果も合わさって資産形成に役立ちます。これが、個別株の売買で利益を上げる事が目玉になると損する国民が出て来ます。投資は基本的に自己責任ですが、ルールを知らない人をそのゲームに参加する事は、いくら『自己責任』であってもフェアーではありません。

『鴨ネギ』状態

投資をする事で、資産形成は出来ますが景気は良くはなりません。理由は物を消費する資金を株式市場に資金が流入していきます。自分が手元に持っているお金を物を買って消費するが、投資にお金を使うかの違いだけです。これは、個人消費が減っていきます。資産形成は、国民が豊かになる手法の一つです。ですが、万能な政策ではありません。資産形成をするには、個人が収支をコントロールをする必要があります。手取り30万円なら25万円で生活して5万円を資産形成する事です。本来、この5万円は洋服や旅行などに消費されている可能性があります。今、消費をしないで資産形成をする事で将来の不安を解消していきます。これが現実です。政府が推奨する事をよく吟味して自分にとってプラスになれば検討しても良いと思います。ですが、何も情報がない状況で 投資するのは辞めます。しっかり情報を得てから投資を行いましょう。リスクを理解して投資をすれば難しい事はありません。老後の資金だけではなく自分のお金の不安を少なく出来る様にしていきましょう。それでは、また明日。

コメント

タイトルとURLをコピーしました