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今週、首都高速の大師橋の架け替え工事が終わります。工事期間は約2週間です。その間は湾岸線などの混雑が予想されていますが、それほど混乱はない様に見えます。
無料化
道路後段が民営化された時に2050年に高速道路無料化を表明していました。今では、その様な事は難しいと感じています。元々、高速道路の無料化は、建設国債の発行時の約束です。京葉道路が建設した時に当時の田中角栄首相が起こした事業で数年で国債の返済は終わります。その時に継続して国債を発行する代わりに当時の国交相の役人の天下り先を作る様に調整しています。役人は退職する時期が早いためその後の職に困っていた事情があります。そこで、k高速道路の保守や建設などの会社に就職できれば、役人も安心出来ます。そして、多くの高速道路が建設されていきます。
当時と今では事情が違う
50年以上前に建設された道路が永遠に使えるとは思っていなかったと思いますが、今は、出来ている道路の保守が需要になります。高速道路以外にも橋の架け替えで全国で1兆円以上の予算が必要だと出ています。ですが、このような工事は進んでいません。港湾も空港も国土強靭化のために多くの工事が必要です。ですが、優先順位が高い様には思えません。自然災害が多い現在では、その災害を減らせる技術があります。その技術を活用できるように予算をつける事が必要になります。
我々の生活も同じです
習慣として行なっていることを、定期的に見直しをして、家計のスリム化が出来ます。これは、自分がするだけなので行動すれば良いだけです。自分以外の人が関係するなら調整が必要です。例えば、保険はライフイベントがあった時に考えます。例えば、お子さんが就職すれば保険の見直しが出来ます。生命保険の減額を考えます。休養補償型の保険も見直しが出来ます。保険は何かあったときに助けてもらう仕組みなので、生活に支障がなくなれば解約します。他にも沢山あります。サブスクの見直しもそうです。子供が使用している物を両親が払うことは子供、金融リテラシーの向上にはなりません。自分で必要なものは自分で払うようにします。もし、実家から通勤するなら家賃相当を払う様にします。この様に、自分が独立した時に払う物を最初から払う様にします。そして、両親はそのお金を使わないで貯めるようにします。家から出る時や結婚する時に支援しましょう。
ただ、国の予算は家計と同じではない
以前、国の予算を家計に例えて説明していましたが、それはイメージがしやすいようにした為で、実際は違います。国は国民の生命と財産を守ることが重要になります。そのために必要な政策をします。先ほどの国土強靭化も優先する政策です。少子化対策も防衛費もそうです。そして、景気対策もです。家計なら赤字になれば銀行から借入をします。大きな買い物をする時もそうです。現状や将来の収入を考えて借入します。返せることが前提になります。国は違いますが、景気対策をして多くの企業が業績が良くなり、個人消費を促せば税収は持続的に伸びます。問題は伸び始めると増税の議論をします。それでは、持続的に税収は上がりません。もし、企業の法人税だけで何とかしようとすると歪みが起きます。そうなるとダメージが大きくなります。良い状況になり始めていますので、この流れを切らせないようになればと期待します。
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