資産運用は怖くないですか?

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こんにちは。監督です。

ファイナンシャル・プランナー技能士2級の知識をベースにお金のことを紹介しています。

今日のテーマは資産運用です。

正直よくわからないという人が多いと思います。監督もそう思います。ただ、世間の情報誌やお金のニュース、そして政府の広報にもNISAやつみたてNISA、高配当株、ETFなど多くの情報が流れています。正直よくわからないですね。資産運用って怖いですね。

結論

資産運用の仕組みを知ると怖くなくなります。なぜ、損をする人が出るのか、逆に利益をどうやって上げるのか。

まず、資産運用とは何か。

資産運用は株式や債券などを購入して資産を保有することです。資産には株式以外にも不動産や自分に投資をする人的資産などもあります。ここでは、株式市場で売り買いをしている株式投資を中心に説明します。

株式市場とは

株は会社が市場から資金を調達するものです。多くの国で市場はあります。日本では東京株式市場、中部株式市場、大阪株式市場などあります。株式市場は民間の会社です。上場している株を売り買いできる市場を運営しています。外国にも同様に株式市場はあります。アメリカのニューヨークダウ株30種平均やシカゴ、イギリスのロンドン市場や中国上海市場など多くあります。

証券会社

企業はこの市場に自社の株を売りますが直接はれないので証券会社が間に入ります。ここで株式を売買するには総理大臣の許可が入ります。誰でも仲介はできません。

そして、多くの証券会社は株の購入するときに手数料をいただいて利益を上げています。手数料は保有している間と売るときもかかります。証券会社は買うとき、保有しているとき、売るときと手数料がかかります。この手数料は合算すると5%近くになります。そして、一部の証券会社は売買手数料が目的で顧客に販売をしていました。

ここで、株はどのように利益が出るのでしょうか?

例)1株100円で購入した(株)監督の株を110円で売却すれば利益は10円になります。90円で売却すれば10円の損になります。(株)監督の株を保有していると配当金が1株あたり20円でます。ですので配当金が20円です。ここで、証券会社に手数料を払います。購入人い2%、保有時に1%、売却時に2%合計5%です。先ほどの1株110で販売すれば、5.5円かかります。10円の利益が4.5円になります。売却益に対して税金が20%かかるので2円税金がかかりますそうなると10円から5.5円と2円を引くと2.5円になります。思ったより利益が出ないですね。

ネット証券会社の登場

ここで、ネット証券が出てきます。その代表的な証券会社が楽天証券とSBI証券です。ここで扱っている商品は手数料が少ないものもあります。

話をもとに戻りますと。下がった時に売却しても手数料はかかります。売却で損が出て、手数料を取られるとどんどん資金が減っていきます。そして、プロの投資家でも中々利益を出すことができません。ごく一部の人だけです。

最近ある商品が開発されました。

それが、投資信託です。

投資信託はある指標に連動するように動いていきます。これは何を意味するか分かりにくいと思います。

株の価格が上がったときに売却して、底値に近いときに購入すれば理論的には利益が出ます。実際はそれほど簡単ではありません。相場で動く商品の値動きを当てることは至難のわざです。投資家が思っているように価格は上下しません。予想が外れることが起きます。プロの投資家の中には様々なテクニックを駆使して利益を上げようとします。実際は、プロでも難しいことです。

S&P500

投資信託はアメリカのS&P500やTOPIXなどに連動して株価が上下します。実は株は長期に保有をしていると資産が増えるという特徴があります。これは資本主義社会で会社が株主に対して利益を出して、配当金などを出している限り基本的には株価は上がっていきます。ただ、数年に一度株式市場が乱れることがあります。最近ではリーマンショックやロシアのウクライナ侵攻などです。このような事が起きると安定を大事にしている株式市場は拒否反応を表すので株価が暴落をします。このときに多くの投資家は保有している株を売却してしまいます。下落が続いていく理由はここにあります。ただ、株価はまた上がっていきます。下がっている理由が常態化したり、改善されることによります。株式市場はネガティブなできことを嫌うのでこのような事が起きます。

長期保有すること

先ほども話が出ましたが長期間保有をしていれば安定した利回りが出せます。この期間は15年からになります。そして、できれば毎月決まった金額を買い、次の年に再投資をしていく事が大事になります。数年後に複利の力が作用していきお金が膨れていきます。最初は少額でも構わないので15年以上毎月同じことをしてればお金が貯まっていきます。そして、買う商品は個別株ではなく投資信託を購入することを進めています。それは、投資信託はある指標に連動するのですが、これは多くの会社の株を保有していることと同じになります。しかも、個別株を購入する際はその会社の多くの情報を見て購入するか検討します。それが投資信託を買うだけで済みます。数千社の株を買っているようになります。この多くの株を保有している事がリスクを分散していることになります。

投資信託はその銘柄を購入すれば多くの会社の株を保有することになります。非常に画期的な商品です。その中でS&P500が代表的な銘柄になります。

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まとめるとこうなります。

株は証券会社から購入しますが、一般には手数料がかかります。最近はネット証券が増えています。個別株を売買して利益を上げることは非常に難しいことです。理由は相場を当てることが難しいからです。そこで、投資信託という商品が開発されました。投資信託はある指標に連動して価格が上下します。長期に保有して定期的に購入すれば資産運用には適している商品だと思います。注意事項が一つあります。投資信託や株式投資は相場リスクが存在し元本割れが起きることがあります。自己責任で運用してください。

この最後の文言は必ず出てきます。これは、何を意味するのでしょうか。投資の仕組みを理解して購入、売却するタイミングを考えて取り組みましょうということです。そして、損して責任を誰かに向けないようにしてほしいということです。個別株の売買は他に知識が必要になります。

投資が怖い理由はここにあります。個別株の売買と投資信託の長期運用を同じように考えています。その商品の特性を理解すればリスクの取り方もできるので軽減ができます。投資信託ならリスクはゼロにはなりませんがかなり抑えることはできます。あとはどう考えて、決断するかだと思います。

怖いと感情はわからないことに起きる感情だと思います。よく理解をして取り組めば思った通りになります。

株式投資の参考になればと思います。

それでは、また明日。

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