資産運用の手本

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こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。自由な生き方を応援しています。毎日朝7時に更新しています。

世の中の投資の手本

世の中には多くの投資や資産運用の手本が存在します。書籍やYouTube、ブログでもあります。アナログなものからTV、SNSなど様々です。その中で実際に資産運用をしているものがあります。それは『GPIF』です。

GPIFとは何か

GPIFとは、年金積立金管理運用独立行政法人(https://www.gpif.go.jp/links/)の略です。厚生労働者が管理をしています。この独立行政法人は年金を運用して将来に足りなくなることに備えています。実績は以下の通りです。

2023年の4月から6月期で過去最高の運用成績を出しています。金額は18兆9834億円です。上記のグラフを見て頂いてわかるように運用成績は右肩上がりです。一度運用成績が黒字になると赤字になることはこの表から読み取ることが出来ます。ですが、成績の上下はあります。2008年に大きな谷になっていますが、これは『リーマンショック』の影響です。

それぞれの運用成績はこのようになっています。

国内債券は0.36%、外国債券は8.08%、国内株式は14.37%、外国株式は15.43%です。株式が順調な成績を出しています。外国債券と外国株式の値上がりの原因は為替の影響です。

運用の割合はどうしているのか

GPIFの運用方法を見てみましょう。国内株式と国内債券そして、外国の株式と債券をそれぞれ25%ずつ保有しています。ポイントはこの25%ずつ保有していることでポーフォリオが構成されておりうまくバランスが取れています。その割合がこのようになります。

定期的に見直す

この25%ずつのバランスは変化していきます。国内債券は24.47%、外国債券は24.29%、国内株式が25.14%、外国株式が26.10%になっています。この割合を25%ずつに変えていきます。方法は足りないところは買い足して、多いところは売却します。

長期投資という観点

先ほどのグラフを見て頂くとわかりますが、ある時期から右肩上がりに待っています。一時期下がっていますが、大きく資産が減ることはありません。これは、長期投資をしていないとわかりません。ポイントはポートフォリオを変えない事、投資先を慎重に選定していることです。バランスは変えません。最初は批判をしていたマスコミや政治家が多かったです。資産が減ることは年金自体の資産が減ることを意味します。当然、注目を挙げることはわかりますが、減る時だけ大きく取り上げるよりも増えている時もその理由を検証する必要があります。ここ数年で株式投資を始めた人は、資産が順調に増えています。去年は大変だった人もいますが今年に入り順調に増えています。

増えても減っても理由をしっかり理解することが大事になります。資産が大きく減っていくことがあれば、その時の対処方法を考えられます。ですが、増えたことがラッキーで減ったことがアンラッキーなら意味がありません。ですが、日本のバブル崩壊の時はこのような雰囲気がありました。理由は簡単です。株式投資の本質がわからないからです。相場商品なので価格は上下します。これは全ての相場商品が同じ特性を持っています。不動産でも同じです。上がり続けることも下がり続けることもありません。もしそのようなことが起きれば経済自体が違うものになってます。今使っている貨幣や資産が全て違う価値観になります。経済が崩壊することを意味します。

真似をすれば良いか

同じようにすれば結果が同じになるとは限りません。ですが、参考になる部分は沢山あります。これから投資を始める人は参考になります。資産が増えていくとこの分散投資は参考になります。これに現金を合わせればしっかりした資産になります。

投資をしていなくても、我々の年金が原資になっていますのでGPIFのニュースは気にしましょう。香味があれば投資を始めることで資産形成の一歩になります。未来に向かって行動しましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、ご家族やご友人に紹介してください。宜しくお願い致します。それでは、また明日。

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