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会社と自分の距離感
サラリーマンの多くは会社の仕事をして、給料を得ます。自分達で仕事を作っている人は会社の枠組みを使って新しい仕事のシステムを構築しています。これはある意味起業をしていることと同じになります。ただ、この場合も会社の資産を使って仕事をしています。その成績に対して、利益が上がらないと誰が責任を取るのでしょうか。最後は経営者です。大規模に減益をすればその責任は経営者です。経営者がその部署の人たちが業績が良くなるように環境を整える事が大事になります。
この話は大企業である
先ほどの話は、大企業であって中小企業はかなり状況が変わります。中小企業の経営は多岐に渡ります。大企業のように安定して収益が上がらないことは多くあります。バランスの問題です。企業の割合では大企業は1%で99%が中小企業です。就業数では10%が大企業で90%が中小企業になります。一部の大企業は経営的に安定しておりその下請けをしている中小企業が仕事を受けている構図があります。業界によって違いますが、建設業では、元請がスーパーゼネコンでその現場を一次下請け、孫請け、ひ孫請けなどが受けます。それぞれ30%〜50%の利益をとって仕事を発注します。実際に働く人の収入が上がらないことや外国人労働者や低賃金で働いている日雇労働者も実際にいます。これは極端な例ですが、似た様なことは起きています。
中小企業の良さはある
中小企業が良くないという意味ではありません。良いことも多くあります。その良さが今の働き方改革で変わっていきます。世の中の雰囲気は長時間働くことに抵抗感が出てきています。では、時間をかけずに働くシステムを構築する必要があります。これは会社単位でできるところもあればそうでない会社もあります。会社で変えるよりも個人が変えている事が多いと思います。そして、単に就労時間が少なくなることで収入が減る人も多いと思います。この現象が起きてからでは修正が難しくなります。先に行動をする必要があります。今働いている会社が将来性があるのか。転職と留まる事がどちらが良いか。その方針を自分である程度決めておく必要があります。自分にとって『何が特になる』か。これが一つの指針です。この『何が特になる』は大きなポイントです。それは、収入だけでなく経営者との相性も大事です。働きがいも大事です。そして、仕事の場所がどこになるか。家族の理解も大事になります。
人生の目的を考える
漠然と毎日仕事をしても張り合いがなくなります。そのため、『人生の目的』を持つことが大事になります。どのような生活をしていくのか。贅沢したいのか、質素な生活が良いのか。都会に住むのか。田舎で住むのか。いつまで働くか。仕事以外で何か活動をするのか。人によって価値観は違うので何が正解はありません。ただ、中高年になると自分の人生の大半を過ごします。最後まで走る人もいれば、リタイアしたい人もいます。人から色々言われる事が多くの場合、嫌になります。
企業とサラリーマンの感情のミスマッチが増えていく
日本は数年にない改革の中にあります。正解はないが、行動した人は何か結果が出ます。企業はこの流れをどのように見ていくのか。極論を言えば、仕事をして収益を上げて会社が赤字にならなければそれで良いと思っている可能性はあります。新しい事業や取り組みは自分達でできるものをすれば良いのです。他者を巻き込むと歪みが生まれます。このブログで何度も指摘していますが『自分は変われるが、他人は変わりません』。もし、会社が社員を変えたいなら、転勤などで制度を変える必要があります。その事によって企業から離れる人も出れば、残る人もいます。このように企業は、変わることができます。社員はこの時どうするのか。そして、その会社はその後どうなるのか。それは誰にも分かりませんが、自分の考えをしっかり持つ必要があります。
自分の人なので誰かに影響を受ける必要はありません。そして、影響を与える必要もありません。『自分は自分』です。変わるのも『自分』、変わらないのも『自分』です。『自分』がどうしたいかによって人生は変わります。そのことは変わらない『事実』です。自分の人生は、自分で切り開きましょう。それでは、また明日。
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