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老後資産の減少が縮小傾向に
高齢化社会を迎え、高齢者の老後資金が減少をしていないという記事が出ていました。内容は以下の通りです。
“老後に備えてためた金融資産が、80歳を過ぎても平均で1~2割しか減っていないことが内閣府の分析で判明した。長生きする可能性を意識して節約志向が強まっているようだ。国内の消費支出の4割を占める高齢者が財布のひもを固く締めれば国内全体の消費を下押しするリスクがある。以下略(2024年7月29日日本経済新聞から引用)“
この現象は、当たり前です。多くの国民は人生100年と言われ、老後2000万円問題を提起されて、意味がわからない状態になっています。先ほどの記事は平均額ですので、実際は格差が広がっています。現役世代もそうですが、勤めている会社の経営陣によってその人の生涯年収は変わっていきます。会社が儲けた利益を分配すると言って実際は経営陣が使っているケースは多く存在します。今の高齢者も急に2000万円必要だったり、デフレが終わってこれからはインフレの時代です。と言われても対応は出来ません。ですから貯金を崩さない生活を選択していると記事は推測しています。
本当はどうか
高齢世帯でも、金融資産を保有している世帯は一定数います。退職金を運用で増やしたり、現役時代に株や不動産などの投資をしている人は資産が増えていきます。ですが、何も資産がない人は年金と貯金だけになります。資産を保有している人は資産が増えています。資産がない人は、生活が苦しくなっていきます。現実に起きていることは、このような事ではないでしょうか。物価は上昇して変えるものが減っていくことを考えたら、無駄な消費はしなくなります。
この現象は、今の現役世代にも関係があります
資産を持つものと持たないものの格差が広がります。資産は金融資産以外にも人的資産でも良いと思いますが、人的資産だけでは年齢を重ねたときに資産を作ることが難しくなります。中高年が作る資産は、金融資産と補助的な副業(人的資産)になります。資産を今から作ることが、長い人生を楽しく生きていくベースになっていきます。自分に合った資産を作ってこれから起きる格差社会に対応していきましょう。
それでは、また明日。
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