こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。しばらくの間不定期に更新します(プロモーションを含みます)。
お金が不安な人
老後のお金の心配をする人は、多いと思います。現役の時はどうですか。お金の不安になっていませんか。お金の不安を抱える人は、仕事をしても年金生活をしても感じています。それは、生活費の実情がわからないからです。反対にお金の心配が少ない人は、自分の収入と支出を把握しています。そのことを老後の資金に注目して見てみましょう。
老後の生活費を計算するにはどうするのか
『老後の生活費』で検索をすると1人で14、3万円から15、8万円、夫婦2人で23、6万円から28、2万円と出てきます。これはあくまでも平均でそれぞれ人によって違います。生活費を計算するには50代の生活費から見出すことが出来ます。
月に30万円前後が多い
検索をすると次のように出てきます。
一般的に月平均で34.8万円~36万円程度です。これは、勤労者世帯の消費支出を世帯主の年齢階級別にまとめた総務省のデータに基づいています。
(AI による検索から引用)
もし50代なら比較をしてみましょう。そして、自分の生活費はこの様に考えることが出来ます。生活費と非生活費です。
生活費とは、生活に必要な費用です。例えば、食費や光熱費、住居費などです。非生活費は、生活に必要でない費用で、娯楽費や交際費などです。老後の生活費の割合は生活費中心の生活になっていきます。そうです。老後の生活費は、非生活費が減っていき生活費だけになっていきます。この傾向が強くなるので生活費は下がっていきます。ただし、人によっては非生活費が下がらない人もいます。それは、娯楽費が上がる人です。仕事をリタイアして毎日趣味のゴルフをしていると娯楽費は月にプレー費が5000円✖️20日で10万円以上かかります。この様な人は、生活費は下がりません。ただ、十分な収入や蓄えがある人です。そのような生活に憧れる人も多いと思います。その様な生活をしたい人は、老後になる前に蓄えを作っていきましょう。
老後の生活費のイメージです
50歳 | 55歳 | 60歳 | 65歳 | 70歳 | 75歳 | 80歳 | 85歳 | |
生活費 | 20万円 | 20万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
非生活費 | 15万円 | 15万円 | 15万円 | 15万円 | 5万円 | 5万円 | 5万円 | 5万円 |
このイメージの前提は、持ち家でローンが60歳で完済すること、そして定年が65歳が前提条件になっています。実際にはインフレや細かいライフイベントなどがあるので変わっていきますが、簡単なイメージです。大事なことは大きな収支のイメージを作って自分が老後の生活をどうしたいかイメージをする必要があります。今住んでいる住宅に住み続けることが前提なのでもし、都会から田舎に住みたいとか反対に田舎から都会に住みたいなどによって生活費は変わっていきます。

このシュミレーションなら60歳で再雇用されて年収が300万円ほどになると生活が出来なくなります。会社がどのように考えているのか知る必要があります。定年が65歳なら収入は基本的に維持されるはずですが、規定が変わったりする可能性があるなら別の方法を考える必要があります。自分が勤めている会社がどのような考えでいるのか確認する必要があります。小さい会社は、しっかりした雇用制度がない可能性があります。
支出だけではなく収入も大事
支出だけではなく収入も大事になります。多くの方がご存じの老後の収入の柱は『年金』です。細かい事は次回にお伝えしますが、年金だけで今のインフレ時代を乗り切るのは難しいです。その為に収入の柱を作る必要があります。収入の柱を作るには時間が必要になります。最低でも15年ほどです。できれば50歳になった時には、行動に移する必要があります。収入の柱はいくつか作ります。①投資、②副業(アルバイトも可)、③貯金と年金の4本です。
自分の老後の資金について、確認ができましたでしょうか。自分の収入の現在位置がわかれば不安感が減っていきます。そして、50代なら改善することはできます。問題なのは、何も対策をしないで老後を迎えることです。老後になれば、出来ることは限られます。そのことを理解する必要があります。
素晴らしい老後を迎えるには、準備が必要になります
それでは、また。
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