給料上昇と物価

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物価の上昇率が2.5%、給与の上昇が3.8%

今年の物価と給与の上昇率が新聞に出ていました。表面上は給与の上昇率の方が高いので物価が上昇しても問題がない様に見えますが、実際は物価の上昇が早く給与の上昇が追いついていません。そして、可処分所得が実際には物価の上昇に追いついていません。理由は簡単です。税金や社会保険料が高いからです。もし、物価が2.5%上がるなら給与は5%は上がる必要があります。それは、今の日本の税金と社会保険料の負担率が50%前後になっています。これが、現実です。

実際に給与は上がりにくい

会社に勤めているとわかりますが、給与の上昇は緩やかです。一度に10%も上がることはほとんどありません。2〜3%が通常です。もし、収入が少ないなら転職をして収入を上げるしかありません。上手くいけば数十万程度上がる可能性はあります。ここで大事な事は、転職活動は問題はありませんが、転職にはリスクがあります。ここが大事なポイントです。転職自体には、『リスク』があります。ですが、就職活動には『リスク』はありません。

『リスク』の考え方

人は生きていると多かれ少なかれ『リスク』が伴います。それは、自分で認識しているか別ですが、必ず生きていれば『リスク』はあります。自分は『リスク』がない生き方をしていると思っても実は『リスク』が存在します。テーマの『物価』は、自分達が何もしなくても上がる事があります。当然、下がることもありますが、これは私たちが何か操作は出来ません。この物価上昇のリスクをどの様に回避するでしょうか。今までの日本はこのことを考えることはしていません。理由は、30年以上日本は『デフレ経済』だったからです。企業もデフレ経済を利用して給与を下げていきます。初任給を下げていき、リストラをして高給取りを減らしています。会社はこのように状況に合わせて全体の経費を減らして内部留保で蓄えていきます。

個人はどうするのか

会社はこの様に『リスク』に対して防衛していますが、個人で防衛している人はこの30年間ほとんどいません。理由は多くの人がその方法を知らないからです。唯一推奨されている方法が『貯金や貯蓄』』です。金融機関に預ける方法です。この方法には大きな欠点があります。一つ目は金利が低いとお金が増えていかない。二つ目はインフレに弱いことです。今の日本はこの二つが同時に起きています。変化が出てきたのは数年前からです。お金に関する情報を発信しているツールが増えているからです。そして、『リスク』をとって行動した人は、経済的自由に一歩ずつ近づいています。

何もしない事が1番の『リスク』

インフレによって物価が上昇している現在で、収入を増やさない、副業のしない、資産形成もしない人は自分の通帳の預金残高が減っていくことを目のあたりにしています。そして、この状況は人間にとって非常に良くありません。人は貯めたものが減っていくと『不安』に感じます。減っていく理由が物価の上昇で生活費が上がっているからですが食い止める方法は生活費を切り詰めて『ガマン』する以外にありません。この状況でも企業は給与を想定以上に上げることは少ないです。理由は、不満があって退職すれば給与が安い人を雇うチャンスが出てきます。これが多くの経営者が思っていることです。不満や文句を言う社員を経営者はよくは思いません。これが現実です。わかっている社員も会社や経営者への不満は口にしません。もしするときがあれば、それは経済的な自由が手に入る時です。

「リスク』を低くしたいなら

経済的な自由になりたいなら『リスク』を取る必要があります。ですが、出来る限り低くしたいと思います。方法は二つです。自分で勉強するか、成功している人の真似をすることです。自分に合った方法を見つける事です。そうすれば、自分にとって『リスク』が低い方法を見つける事ができます。早く見つけて行動をしていきましょう。それでは、また明日。

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