経済成長率と実生活は関係あるのか

panoramic photography of green field お金の部屋
Photo by Ákos Szabó on Pexels.com

こんにちは。監督です。

今日のテーマは昨日の続きになります。

経済成長率と実生活は関係あるのでしょうか。

結論は

状況によってかなり違います。そして、お金持ちの方が良い影響を受けやすいです。

サラリーマンのAさんと会社社長のBさん。友達同士です。

Aさんは大手建設会社の社員で、Bさんは中小企業の社長です。Bさんの会社も建設関係です。高度成長期になり2人とも収入は鰻登りになりました。

Aさんの人生は

Aさんの生活ぶりはこのような感じです。年収が1000万円を超えて、都内のマンションに引っ越し優雅な魔ションライフを満喫していました。そして、1990年のバブル崩壊後に会社は合併し、Aさんは地方に飛ばされて、関連会社に出向となります。

Bさんの人生

Bさんは高度成長期には事業も順調にいき、拡大をして行きましたが、生活は普段と変わらない暮らしぶりでした。元々、会社の経費をうまく使いながら取引先との関係を構築していた。元々、派手なことが苦手だったので飲み歩いたりすることなく堅実に暮らしていました。そして、バブルが崩壊時はそれまで貯めた資金を使いなんとか乗り切ることができました。そして、会社の事業内容は少しづつ広げていますが生活は余り変わっていません。

この話は監督が考えたものなので実在はしませんが、似たような方は多いと思います。AさんとBさんは何が違うのでしょうか。

2人は何が違ったのでしょうか

Aさんはサラリーマンあるあるです。サラリーマンは会社の資産を使って仕事をしています。会社の業績や社内の立場、社歴などが大きく収入に関係します。社員は会社の一部なので、収入も会社次第です。ある程度は個人の努力はありますが、実際は会社に頼っている部分が大きいのです。ごく一部を除いてサラリーマンの年収は限界があります。そして、会社に何かが起きたときにサラリーマンにでできることは限られます。Aさんの会社のように合併されると評価基準は新しい会社の基準になります。今までの収入のベースになっていた社歴や立場などは関係がなくなります。実力とまでは行きませんが給料に見合った仕事を求められます。しっかり仕事をしていれば問題ないですが、そうでなかったAさんは飛ばされてしまいます。退職するよりは、収入が減る事を我慢した方がまだ良いと判断したようです。その後、出向になり定年退職後に年金生活になります。都内のマンションを持っていれば生活水準が周りと合わなくなります。販売しようと思ったらローンの残高が販売価格よりも多く売ることもでいなくなります。仕方なくマンションで暮らすしかないようですが、老後も大変なことは想像がつきます。この例は経済成長率が個人に影響があるようで実は会社が影響を受けて業績が良くなったという例です。そのため、社員の給料は上がりますが、なぜ経済成長率が上がった(景気が良くなった)のか、なぜ給料が上がってどうすれば良いかということを考える必要があります。

Bさんはどうして乗り切れたのか

Bさんは社長だから乗り切れたのでしょうか。半分そうで半分は違います。社長だから良かったことは社員を守るために堅実に会社経営をしていたことです。そのため、経費をうまく使いながら資産を増やし、いざという時に使っています。そして、少しづつ業務内容を拡張することで収入を増やしています。もう一つは経済成長率が上がっていることと経営が良くなることに相関関係はないと思っています。法人と個人をうまく使い自分の生活水準は下げないでうまく乗り越えています。この金融の知識と稼ぐ力のバランスが作用していると思います。

この話はフィクションですが、似たような事例はあると思います。自分の力で利益を上げていない自覚があるかないか。景気状況や法令による状況の変化など本来知っていないといけない事に注意が払われていない。そして、金融の知識が非常に少ないなど理由に上げることが出来ます。

ですから、経済成長率が上がっているからといっても影響がないわけではないが期待が大きいと自分の事業が上手くいかなくなります。今も同じような事が起きています。コロナ禍で飲食店やホテル業など保護をしていました。多くの中小企業も保護を受けています。そして、この政策もそろそろ終えようとしています。

cash dollars hands money
Photo by Pixabay on Pexels.com

自分で稼いだお金なら問題はありませんが、天から降ってきたお金は人生を狂わせる力があります。その事が理解出来ていれば対応も問題無いです。

結局、経済成長率は景気に対してある程度影響はあるが、実際はそれぞれの会社や社員がしっかり起きている事に気を配れば何が起きても対応が可能になります。一時の利益に踊らされなくて済みます。

しっかり状況を把握して仕事をしていきましょう。

それでは、また明日。

コメント

タイトルとURLをコピーしました