積立NISAでリスクを取ると破産する

お金の部屋

こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信していきます。毎日朝7時に更新していきます。

株式投資はリスクがあるからやめた方が良いとよく言われます。監督も以前はそう思っていました。元本割れのリスクがあるから銀行に預金した方が堅実であると。余剰資金で株式を購入すれば良いなど、日本の社会ではそのように言われていました。実際、そう思っている人は多いです。今、日本は物価高でインフレになり、労働時間は制限され、所得は増えていきません。政府は国防や少子化対策を理由に増税を検討しています。これは、何を意味しているか。サラリーマンの我々は、可処分所得が減っていきます。そのことにいつ気がつくのか。給料が上がっていくと累進課税によって所得税と住民税、そして社会保障費は上がっていきます。これがサラリーマンの現状です。知識がなければ自分たちで税金をコントロールが出来ません。

今日のテーマは、サラリーマンができるリスクをとって資産が増える方法です。それは、多くの国民が思い違いをしている株式投資のリスクについて。

適切に対応すればリスクは抑えられる

ここで、株式投資はリスクがあるのか。個別株の売買はリスク商品です。個別株とは、企業が株式市場に上場し証券会社を通じて購入します。株価は企業の業績によって、株価は上下します。企業は株主に対して配当を払うので、業績を上げるように努力します。株式のリスクは短期で売買しなければ、配当金が出る企業なら保有しても損はしません。ただ、株価が下がる企業は業績が良くないため配当金も減っていきます。そして、倒産する可能性が出てきます。個別株を購入する場合は、その企業についてよく調べ購入を決める必要があります。そして、購入した企業のことは継続して、見ていく必要があります。

この説明なら個別株もしっかり企業を検討して、購入しその後もしっかり確認すればもし暴落が起きても対処が出来ます。そして、元本は1000万円までは保証されているので、その企業が倒産したら保証されます。このような法律などを理解する必要があります。多くの問題は一度買えばそのまま何もしないで、決まった時期に配当金が入ると思っていることです。

リスクがあるのは仕事も同じ

仕事も同じですが、お店でも会社でも始めたビジネスが未来永劫続くことはありません。当然定期的にチェックして修正します。そのビジネスがうまくいかなければ辞めることも決断します。個別株も同じです。定期的にチェックして問題があれば売却含めて検討します。

株式投資にリスクはありますが、適切に対応すれば低く抑えられます。そして、リスクがあるということはリターンがあります。それが個別株では配当金になります。仮に、銀行に預金していてもリスクはないでしょうか。銀行も倒産します。銀行が倒産することと投資先が倒産することはリスクが同じです。銀行だから倒産するリスクが低いことはありません。

個別株は選定が肝心

個別株の問題は、企業を選定して購入して、定期的にチェックをして、メンテナスをします。そして、保有する株式は10社以上、安定するポートフォリオを構築すなら30社から50社は必要です。ここでポートフォリオとは企業は多くの影響を受けて業績が変わってきます。エネルギーが上がると業績が下がる企業と上がる企業があります。このように多くの変化が起きても全体で配当金が出るように調整します。これをポートフォリオ理論と言います。これを調整するには慣れるまでは多くの時間が必要になります。サラリーマンにこの時間を捻出するには時間が必要です。これと同じことをしている金融商品が投資信託です。投資信託はある指数に連動するように調整します。この連動する商品が、プロの投資家が出す投資成績よりも投資信託の方が良い場合が多いです。そして、ネット証券なら手数料が低いです。

初心者向けの投資の本で進めている方法です。

ネット証券で積立NISAの枠で優良な投資信託を購入する。これだけです。そして、購入した投資信託は毎日リターンがどうなっているか見るだけです。定期的に購入しているので、育っている様子を確認します。やることはこれだけです。投資信託は長期間投資に向いているので15年間以上で投資をすれば資産はできます。

2024年は変化の年

NISA制度が2024年から大きく変わります。投資出来る非課税枠が1800万円になります。そして、積立NISAで20年間だった非課税期間が恒久化されます。この金額があれば老後問題はなくなります。

注意点

NISA制度のように大きな変化があると銀行や証券会社、保険会社が売り込みにきます。投資初心者はネット証券で購入すれば問題がないので丁寧に断りましょう。理由の一つは手数料です。ネット証券の中にも手数料が高い商品もありますが、低い商品もあります。そして、優良な商品があります。実は、購入できる商品はそれほど多くはありません。極論を言うと3本ほどです。

まとめ

株式投資はリスクはありますが適切に対応すれば、リスクは抑えられます。投資初心者はネット証券で積立NISAの枠で投資信託を購入します。そして、15年間同じように定期的に購入します。これでベースが出来れば次の資産形成に考えることが出来ます。当然、株式投資はリスク資産です。元本割れするリスクはあります。しかし、そのリスクをコントロールできる方法をしっかり理解します。そうすれば、リスクは抑えられます。問題はリスクを理解しないで、何も行動をしない方がリスクを高めています。ポイントは理解と適切に行動することです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』やコメントをお願いいたします。それでは、また明日。

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