移調の効果

音楽の話

こんにちは。監督です。資産形成や経済ニュースから分かる世の中を発信しています。毎日朝7時に更新しています。自由な生き方を応援しています。たまに音楽の話をします。

今日のテーマは『移調』です。

『移調』はホルンを吹いていると必ず出てきます。理由は昔はロータリーがないナチュラルホルンを使用していました。ナチュラルホルンは倍音が基本となります。曲の調によって管を変えます。ホルンの楽譜にin Fとかin E♭とか書かれているのはその名残です。理屈的には全ての調を読む事が出来ますが、それほど必要なことではありません。ただ、その調で楽譜が書いているので調が分かりやすくなります。良く移調した楽譜を作る人がいますが、楽譜から得られる情報が半減します。

移調が出来ると様々な効果がある

楽譜に書いている音が何の音かを読みます。その時にホルンは移調楽器なので必ず譜面にin〇〇と書いています。その記号を見るとその曲の調整が分かります。曲はバロックや古典が多いのでドミソが多いです。これに慣れていくと読むことが難しくなくなります。そして、記譜されている音をイメージしやすくなります。in Fで書かれている楽譜にも応用が出来ます。もう一つは頭を使う様になります。楽器はただ、吹くだけでは音楽になりません。その楽譜に書かれている事や他の楽器との関係性など多くの事を考えます。この考える感覚は音楽をする上で非常に大事になります。自分以外の人の音や動作を観察する必要があります。移調をすると楽譜読むスピードも早くなります。慣れてくると多くのことを処理することが出来ます。

まとめ

3回に分けて冬の時期の練習についてお伝えしました。社会人になると練習する時間は劇的に減ります。練習に時間を割けない人は、自分の方法でコンディションを調整しています。毎日吹いていると気が付きませんが、毎日変化をしています。この変化は、毎日吹かなくても起きます。中学校や高校で吹奏楽やオーケストラ、マーチングなどで練習している人は多くの悩みがあると思います。上手くいかない時は、練習方法を変えることを勧めます。吹き方はYoutubeやインターネットで情報が公開されています。その方法が自分で試します。先日、バボラークがモーツァルトのホルンコンチェルトの音階の練習をしている動画が出ていました。音階をいろんなパターンで吹いています。音量もピアノ(弱い)です。すぐに真似をして練習します。その結果、高い音が当たりやすくなりました。このように毎日世界中のホルン奏者が動画を公開しています。すぐに真似をします。このような状況は今だから出来る事です。昔は、その国に行って習うしかありませんでした。今は、聞こうと思えば毎日聞くことが出来ます。動画も見れます。あとは、この情報をどのように活用するかです。毎日練習すれば3月になる頃は、上達しているでしょう。そのように思って毎日練習しましょう。それでは、また明日。

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