現金給付の功罪

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

政府は低所得者向けに給付金を

地方税などを払っていない低所得者を対象に給付金を検討しています。給付金についての考えをお伝えします。

金融リテラシーのカケラもない

給付金を払う側は、困っている人にお金を配るので喜んでもらえると思っています。ですが、この国を良くしたいなら現金給付ではない方が豊かになります。

最大の問題は、マインドです。政府は、収入が少ない世帯にお金を配る事が良い政策だと。助けてあげている感が強いです。その理由は、対象が低所得者向けだからです。収入が少ないので可哀想だから給付金を納付します。これで、美味しい物でも食べて下さい。と言った感じです。この給付金は、企業や国民からの税金です。国や政治家が稼いだ物では、ありません。自分のお金なら、優しいお方だと感謝されますが税金から出した物なので、国民の為に使うのは当たり前です。

大きな問題が

蓄財劣等生を増やしていきます。この蓄財劣等生が増えると、お金に困る人が増えていきます。蓄財劣等生とは、『となりの億万長者』の中で出てくる億万長者になれない人の事を指します。いくつかの特徴があります。

自分の収入以上の生活する

親の財産を常に当てにする

収支のコントロールが出来ないなど

資産形成をする事が出来ない生き方をしている人です。大きな問題は、人のお金を当てにしている事です。子供なら親がお小遣いを与えますが、働いている大人がお小遣いを要求するのです。

これが蓄財劣等生です。

給付金を当てにする生活

もし、政府が特定の人にお金を配っていたらその人は一生お金で苦労をする事になります。

自分の両親がそうでした。商売が上手くいかないと実家でお金の工面をお願いしていたそうです。最後は自己破産をしました。お店だったので日銭はあります。ただ、経営的には上手くいかなかったです。蓄財劣等生を見た時に理解するのが早かったです。そして、多くの人が蓄財劣等生になる可能性が高いのです。

政府の政策の意味

もし、金融リテラシーが向上して多くの人が収支のコントロールが出来れば、この状況で求める政策は給付金ではなく、減税です。もしくは、国民全員への給付金です。一部の人への給付金はそのグループを蓄財劣等生にしていきます。そのグループは増えていきます。政府がお金をばら撒かない正活が出来ないと思ってしまう蓄財劣等生だらけになります。

どうしたら良いか

解決方法は簡単です。蓄財優等生になれば良いのです。自分の収入以内で生活をして、資産を増やしていきます。これが出来れば、蓄財優等生です。

国からお金を当てにしないで、自分の収入で生活すれば何が本来大切な政策かわかります。

それでは、また明日。

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