消費税について

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こんにちは。監督です。

FP2級の知識をベースに金融リテラシーの向上に貢献していきます。毎日朝7時に更新しています。

今日のテーマは消費税です。

消費税の理解を深めましょうというのが今回の目的です。

消費税とは

消費税とは物やサービスを受けると払う税金で間接税です。間接税は直接税金を納税しないで間接的に納税するものです。この間接とは何かというと商品を購入すると10%消費税を納税します。この消費税は受け取った店は仕入れる時に購入した会社に消費税を支払っています。そして、仕入れ先の会社も取引に消費税を納税しています。このように取引先の会社間で消費税は払われます。ですから、先ほどの最初のお店は仮払いで消費税を取引先に払っているのでその差額分を納税します。そして、納税は1回から4回に分けて納税します。

売り上げは1000万円が基準です

売り上げが1000万円以上ある事業主が対象となります。ですから、農家で1000万円の売り上げがない場合は消費税の納付が免除されます。この制度を理解していない事業主が多いようです。売り上げが1000万円なら月の売り上げが80万円ほどになります。ありそうな金額ですね。帳面に乗らない売り上げなどがあると1000万円までいかないです。これは脱税になる可能性があります。少額なら、税務署も注意で済むかもしれませんが本来は違法です。

インボイス制度

そして、インボイス制度が来年から導入されます。これは事業主に番号で管理をして伝票に番号を添付して管理ができるようにする制度です。今まで通りで良い業者と先ほどの1000万円前後で消費税を払っていない業者は微妙な感じになります。もし、消費税を払いたくないなら別の法人を作ったほうが合法的です。このような業者は法人を作ることはしないと思います。監督の考えは、しっかり税金を払って控除を使って節税することを勧めます。

理由は

①売り上げの調整は時間効率から見て適切ではない。

②売り上げを上げて商売の幅を広げたほうが良い。

③個人事業主や法人にすれば他の方法で節税ができる。

④納税すれば、残ったお金は自由に使える。脱税したお金は基本的に使えない。

です。それぞれ解説します。

①売り上げの調整は時間効率から見て適切ではない。

1000万円にならないように調整をすると思います。ですが、自分で価格と数量を決める事ができれば可能かもしれませんが、通常の仕事ではほぼ難しいです。そして、その時間を考えれば普通に仕事をしたほうが無駄な時間を使うことはありません。

②売り上げを上げて商売の幅を広げたほうが良い。

①と関係しますが、売り上げの調整なら仕事が拡大することに注力したほうが将来の収入が増えていきます。

③個人事業主や法人にすれば他の方法で節税ができる。

青色申告ができ、正規の簿記の原則(電子簿記保存)により記帳と電子申告になった場合は最大65万円控除を受けることができます。そして、法人になると経費として、最大800万円使うことができます。他にも多くの控除もあるので活用した方が良いです。

④納税すれば、残ったお金は自由に使える。脱税したお金は基本的に使えない。

これh何度も伝えていますが、違法でできたお金で大きな買い物はできません。食事でも所得からみて、釣り合わないお店に頻繁にいけば目立つので税務署も注目します。

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適切に対策をしましょう

わかっている人はその制度に合わせた対策をしていきます。制度を批判しても時間がもったいないので速やかに対策を取ることが必要だと思います。そして、税金ついて理解を深めましょう。深めると対策が見えてきます。一番いけないのは何もしないことです。逃げ得はないということです。しっかり準備していきましょう。

それでは、また明日。

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