毎月勤労調査

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

3月の毎月勤労調査が発表

毎月勤労調査とは、1人当たりの賃金は物価変動を考慮した実質で前年同月比2.5%減だった。減少は24カ月連続で過去最長となる。何を意味しているのか。多くの人が手元に残るお金が約2年間にわたって減っている状況になります。

起きている現象①

物価が上昇しています。特にエネルギー関連の上げ方と長い間デフレになっていた為、多くの企業が値上げをしています。企業業績は改善していますが国民の生活は良くなっていません。

起きている現象②

給料の上昇が思ったよりも低い。企業のベースアップで5%も上げるのは現実的ではありません。初任給を上げることはそれほど難しくありません。その理由は、新入社員は3年以内に3割は退職します。在職者のベースアップをしたり給与を上げるのは会社側の負担は上げた以上になります。仮に1万円上げると総額の社会保険料の企業側の負担も増えます。企業としては簡単に上げることは出来ないのです。特に中小企業になれば尚更です。大企業は今まで内部留保した原資を中心に給与を上げています。輸出企業は円安の効果もあって利益は出ています。中小企業はそのようにはいかないのが現実です。

大企業10%、中小企業90%

この割合は就業人数です。大企業で働いている人は全体の10%です。企業の数は全体の1%が大企業になっています。日本は中小企業で成り立っている国家ですが、国は大企業優遇です。この現実を知っていると何をすることが大事か見えてきます。

自分の生活を守ること

ネットで出ているCMや消費を喚起するものに刺激されて必要でないものを購入していると資産は増えていきません。本当に必要なものを見極めて判断する必要があります。その消費が本当に必要か再度確認をするだけで消費行動は抑制できます。支出を抑制できるれば収入を増やしていきます。このように収支のコントロールが出来るようになると資産を増やすベースが出来ます。

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労働所得の伸び率よりも資産所得の伸びが高いことを表していますが、これには資産が労働よりも伸びるには十分な資金が必要になります。資金が増えていくと先ほどの公式は成り立ちます。100万円の資産でリターンが4%なら4万円ですが、1億円なら400万円になります。そして、成長率が5%なら1億円で500万円増えていきます。長期間投資をしていると複利で雪だるま式に増えていきます。

景気が良くなることよりも自分の収支をコントロールすることで資産を増やすことが出来ます。物価が上昇しても支出をコントロールすることができ、収入が増えても支出を増えていきません。

今日の本は、『バビロンの大富豪』です。世界が変わっても自分の信念があれば資産は増えていきます。黄金に愛される行動を目指しましょう。

それでは、また明日。

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