株高の恩恵を得るには

お金の部屋

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日本の株がバブル後最高値を更新

1992年以降の株高が現実的になっています。多くの日本国民はその恩恵を受けることはありません。その理由は簡単です。多くの日本人は、日本の企業の株を購入していないからです。

なぜ、株を購入しないのか

理由に一つに余剰資金がないことを挙げられます。余剰資金は自分が作るものであって誰かが作ってくれるものではありません。日本の企業のどこが良いのかが分かりません。トヨタ自動車の株は1株3,414円になっています。配当金は35〜40円です。1単位が100株になるため、341,400円が必要なります。配当は3,500〜4,000円になります。利率は1%です。4兆円近い利益が出ている企業の配当が1%です。ただ、2023年1月で1900円になっています。一年後に3400円になっているため上げ幅は1500円になります。150,000円の売却益が発生します。実際には税金が20.315%かかるので120,000円ほどの利益になります。最初にどの会社を購入するかによって変わりますが、もし日本の企業が継続的に発展するならその企業の株を購入することは資産形成をする上で大事になります。

アメリカの投資信託のS&P500や全世界株式を買うのか

それは、アメリカはイノベーションが起きる風土があるからです。国家として変革ができるから成長をしていく事が期待できます。ですが、日本の多くの企業はイノベーションは起きにくいことは分かります。その理由に日本の株価は30年間低迷していました。先進国でこれほど長い間低迷している国家は少ないです。その為、新型NISAではアメリカの投資信託を購入をしています。

なぜ日本の企業は評価されないか

多くの企業は、三方よしにならない。先日、読んだ記事に日本の運送業者がアメリカの企業から仕事を受けた時に『企業として十分な利益が出る価格を出してほしい』と。そうです。取引先が倒産するような取引をしている企業は発展がないのです。そして、その反面受けている企業はその対価に合わせた仕事をします。どちらにも対等な関係が求められています。私が、取引をしている企業の多くはいくらの報酬が必要かがわからない会社が多く存在します。誤解を恐れない言い方をすれば、『儲けられるならいくらでも』のような雰囲気が強いのです。実際はそうではなく、持続可能な利益を出すにはいくら必要なのか。企業は適正に利益を配分する義務が存在します。もし、負債があるならそのことをしっかり公表する必要があります。

経営者を信用しているか

日本の大企業の多くは、サラリーマン社長で中小企業はオーナー社長です。どちらにも得意不得意がありますが、不明瞭な資金を使っている経営者は社員からの信用は少ないです。政治家と同じでいくら立派なことを発言したりしても経費を湯水のごとく使っている経営者がいれば信用は得られません。この部分は資産形成をしている人とは違います。自分で利益を上げてその利益がお金を生む仕組みをつくれば資産は増えていきます。そして、支出をコントロールできれば資産を持っている人はできるスピードが速くなります。そして、多くの事に興味を持ちます。

どうすれば株高の恩恵を得られるか

単純な話ですが、『株を購入する』しかありません。実はこれが単純な話ではありません、先ほどのトヨタの株を購入して値上がりする保証はありません。何が良いか。実は自分が勤めている会社の業界の企業の株を検討してみます。理由は自分がいる業界のことならどこの企業が良いか、悪いか他の業界よりも分かりやすいです。そして、会社の人に相談ができます。購入しようと思っている会社の業績が良いか。将来の展望など生の声が聞こえます。そして、その企業が倒産しそうになるならシグナルを早く掴む可能性があります。一度購入するとしばらくはそのままにします。配当金が入るならそのお金で何かご褒美をあげて良いと思います。個別株の購入はかなりハードルが高いと思います。その最初の一歩を踏み出せたならその勇気にご褒美をあげても良いです。

今日の本です。『日本一カンタンな「投資」と「お金」の話』(中桐啓貴著)です。個別株はまだ早いと思う方は投資信託にチャレンジしてみましょう。なぜ、投資信託が良いか解説しています。

それでは、また明日。

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