株価が高くなってから

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こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。

バブル経済崩壊後の株価が更新しています。日本の株価が上がることは良い事です。多くの人が株に興味を持って経済的な助けになると確信しています。ブームで株に興味を持って勉強して、資産が増えていけば良いですが、買えば利益が出ると思っている人は注意が必要です。株式の種類や方法を紹介します。

株とは何か

株は企業が、発行している株券のことで購入するには証券会社から買います。日本では五ヶ所の証券取引所があり、取引所に上場されている株を売買することが出来ます。購入するには100株から購入することが基本となります。ただし、一部のネット証券(SBI証券や楽天証券など)では、1株からも購入は出来ます。毎日株価は変動します。例えばA社の昨日の株価の終値が1000円で、次の日に急に株価が1200円に上がると売却をすると1株あたり200円の利益が出ます。現金化が出来るの3〜4営業日後になります。そして、売却益に対して税金がかかります税率は20.315%です。先ほどの200円の利益が出れば税金は40.63円になります。実際は100株からになるので利益が20000円でその内4,063円が税金になります。差し引いた利益が、15,937円になります。

リスクは

株価は毎日価格が変動します。1番のリスクは株価の暴落ではなく、株価を発行している会社が倒産することです。株は売買できなくなるか、1円まで下がり価値がほぼ無くなります。ただし、株式の取引で損が出た場合は利益と差し引きができる制度があります。もし、保有している会社が不祥事などで株価が暴落したり、倒産する可能性があれば売却などの対策が必要となります。

配当金

株式を保有していると業績によって配当金を出しています。1株あたりで保有している株数によって出ます。配当金が1株当たりに20円で100株を保有していると配当金は2000円になります。配当金が100円なら10000円です。この制度を使って、配当金を毎月得られるようにしているのが『高配当株』です。初心者には難しいですが、複数の株を保有します。これは、業界や会社によって株価の動き方は違います。例えば、円が上がると業績が良くなる会社や業界は輸入業界です。業績が良くなれば配当金は上がる可能性があります。輸出業界は逆の現象が起きます。円高になれば基本的に業績は悪化していきます。配当金も減る可能性があります。このように状況によって業績が良くなる会社と悪くなる会社を保有します。全体で配当金が得られるように調整します。

もう一つの理由は、上げ下げが違う株を同時に保有することは、全体の総資産の変動を抑える効果があります。精神的なダメージを抑えれます。

投資信託

初心者が、株式投資を始めるのに適した投資が投資信託です。これはある指数に連動をする物です。アメリカのS&P500や日本のTOPIXなどです。投資信託が出来た背景は、多くのプロの投資家が出す成績よりの投資信託の方が良い成績を出します。それは、プロの投資家が悪い訳ではなく相場商品の特性です。相場を当てることは難しいですが、プロの投資家はその経験から推測される投資方法や運用など多くのアドバイスが出来ます。運用実績だけではないメリットがあります。ただ、その恩恵を得られる人は一握りです。

老後に資金を作るに最適

投資信託は長期投資に最適です。長期間投資すれば複利も効いて資産は増えていきます。株価の暴落にも基本的に対応する必要ありません。それは投資信託で投資している株式を状況によって入れ替えをします。業績が悪い銘柄は無くなっていきます。これは、先ほどの配当金投資でお伝えした複数の連動する株式を保有することを自動で行います。毎月決まった銘柄を決まった金額を投資するだけです。これ以外にすることはありません。あとは利益がどれぐらいになっているか毎日確認するだけです。

NISA制度iDeCoを活用

長期運用や老後の年金や生活費に使いたいならNISA制度やiDeCoを活用します。NISAは少額投資非課税制度です投資で得られた利益を非課税にできる制度で、長期運用をするなら積立NISAが最適です。このNISA制度は来年2024年間から変更になります。現行の制度は年間の投資額は40万円で投資期間が20年です(800万円まで投資可能)。新制度は投資金額が年間360万円まで可能で、期間は無くなります。ただし、投資金額の上限が1800万円になります。ポイントは投資期間が無制限な事です。出し入れが可能になり、その年間の上限が360万円になります。iDeCoは給料から差し引きをして投資をする制度です。職業によって上限額が違います。個人事業主も加入ができます。問題は60歳まで解約が出来ない為、その時の経済状況によって投資金額が変わっていく為注意が必要です。

まとめ

株価が上昇しているので、株に興味を持つ方が増えていると思います。興味が出てきたので、投資の種類を紹介します。株式を上手く活用すれば、不労所得を作ることが出来ます。

最後まで読んで頂きありがとうござます。内容が良ければ『いいね』やコメントをお待ちしています。それでは、また明日。

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