こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報や軽税ニュースを発信しています。自由な生き方を応援しています。毎日朝7時に更新しています。
新型NISA
2024年から新型NISAが開始されます。現行のNISAとの違いは説明していますのでそちらを読んで下さい。今回は新型NISAの監督風の活用法です。
新型NISAは年間の投資枠が積立投資枠で120万円、成長投資枠が240万円になります。それぞれの特徴はこのようになります。最大投資枠が1800万円になります。
積立投資枠と成長投資枠
積立投資枠:長期の積立投資・分散投資に適した一定の投資信託になります。年間の投資枠は120万円と成長投資枠の240万円で最大360万円になります。
成長投資枠:上場株式・投資信託等です。但し、金融機関による「成長投資枠」を使った回転売買への動誌行為に対し、金融庁が監督指針を改正し、法令に基づき監督及びモニタリングを実施します。成長投資枠は年間240万円になります。
どちらも期間は恒久(無期限)で年齢は18歳以上です。成長投資枠は保有している株式を枠内で保有していれば、再度投資が出来ます。例としてこのようになります。成長投資枠である会社の株式を購入し、利益が出て、売却をするとその枠を再度利用が出来ます。先程の但しのあとの説明が出ているのはその為です。理由は、証券会社が投資初心者に対して、売買手数料を得るために売買を繰り返すような事を規制するためです。本来、証券会社は利用者に対してしっかり内容を説明する義務があります。これは法律で決まっています。もし、窓口で購入するならしっかり説明を証券会社の方は説明する必要があります。
活用法
積立投資枠では、現行の積立NISAと同じです。投資金額は今と同じでも良いですが、年間40万円ですと月に33,333円になります。端数が出て管理がしにくいので35,000円で年間42万円や月に4万円で年間48万円になります。
成長投資枠として、日本の株式を購入して、高配当株として活用します。仮に成長投資枠を最大限使うかは個人の判断になります。
具体的な方法
積立投資枠で毎月4万円として年間に48万円になります。40歳から始めて25年間で投資額は1200万円になります。これを5%の期待リターンで計算すると約2,342万円になります。もし、50歳からで15年間の投資期間なら約1,059万円になります。元本は720万円になります。この資金が老後の生活に役に立ちます。
成長投資枠は高配当株投資で活用します。最近はこの高配当株投資に興味がある方も多いと思います。株式投資なのでリスクがあることを念頭において考えます。毎月配当を得るには決算が違う会社を選定する必要があります。
例えば積水ハウスは1月と7月配当です。予想配当金は59円になります。株価は2023年10月6日の終値で2,828円です。1単位が100株になるので単純に100株を購入するには30万円ほど必要になります。半期に5900円が配当金が入ります。仮に5万円を得ようとすると1000株が必要になります。金額として300万円が必要です。
成長投資枠は年間で240万円までです。ですから積水ハウスだけでも年間の枠を使います。そして、この金額を出せる家庭は多くないと思います。月に1万円から考えて育ていく必要があります。先程の例なら200株を購入すると半年に一回11、800円の配当を得ることが出来ます。
投資先の選び方
選定の方法はネットで高配当株と検索をすると多く出てきます。すぐに決めないで一社ずつ検討していきます。そして、分野を変えていきます。食品業界や建築、科学、物流など多くの分野を選定します。これは、それぞれの分野や企業で株価の動き方が違います。配当金を得ることが目的になるので株価は関係無いように思いますが、その企業の業績が悪化すれば、違う会社と入れ替える必要があります。そして、先程の例で1月に決算がある企業を探すことも大事です。
配当を出している企業を検索するとトリケミカル研究所が配当金が30円です。株価が2023年10月6日の終値で3,005円です。100株で30万円必要になります。配当金は3000円です。
積水ハウスが5,800円でトリケミカル研究所で3,000円で8,800円になります。一つ注意があります。ここで紹介している銘柄を推奨している訳ではありません。あくまでも一つの例です。購入には自己判断でお願いします。
このように数年かけて成長投資枠を活用します。ポイントは上手く枠を活用できれば非課税で配当が入ります。その配当が生活に潤いが出来ます。
まとめ
新型NISAの活用法は次の通りです。
①つみたて投資枠
月に4万円から5万円の投資で15年間で1000万円以上の資産を形成。25年間なら2000万円以上になります。
②成長投資枠
1銘柄で購入できるのが100株単位になります。株価と配当金と決算月を確認します。その企業の業績を調べます。安定しているかスキャンダルなどないかなどチェックします。株価があれていないかも調べます。購入時期は資金的に余裕がある時にします。ボーナスや決算月の前など。多くの資金を一度に注ぎ込むのは投資初心者は辞めましょう。1株から購入できる証券会社もあります。SBI証券や楽天証券なら、個別株の購入手数料は〇円になります。検討の余地はあります。
長期間かけてれば、誰でも資産形成ができるチャンスです。問題は、このチャンスを利用しているネットなどで広告を出している高額講座や証券会社です。鴨にならないように注意しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、ご家族やご友人に紹介してください。宜しくお願い致します。それでは、また明日。
コメント