こんにちは。監督です。
FP2級の知識をベースに金融リテラシーの向上に貢献していきます。毎日朝7時に更新しています。
今日のテーマは
投資信託は初心者にとって最適の分散投資です
についてです。
投資初心者は何を最初に購入していいかわからないと思います。多くの投資本は投資信託を進めます。特に長期投資で投資初心者には最適です。
理由は以下の通りです。
①投資信託が分散投資である。
②長期投資で毎月決まった金額を購入していれば安定した利回りが望める。
それでは解説していきます。
①投資信託が分散投資である。
投資信託はある指標と連動する投資です。ポイントは2つあります。指標と連動です。指標では代表的なものにアメリカのS&P500があります。S&P500はアメリカの株式の代表的な500種を選んだものです。この500種は業績によって定期的に入れ替えが行われます。今、業績が良い企業が中心に選ばれています。GAFAMなどもこの中に入っています。
連動はこの指標に連動することですが、これが重要です。なぜかというと、株式もそうですが相場を扱っている商品全般に言えることがあります。それは、上げ下げを当てることができないということです。この指標に連動すること自体が難しくそして、この指標を上回る成績を上げることはとても難しいのです。ですから、指標に連動する商品は非常に画期的です。
まとめると指標に連動する投資信託は優れた商品ということです。
②長期投資で毎月決まった金額を購入していれば安定した利回りが望める
15年以上の長期投資をすると4〜7%の利回りが望めます。理由は①定期的に決まった金額を購入することと②再投資をして複利の力を活用することです。
①定期的に決まった金額を購入するとは買った投資信託が平均値になります。そして、上がったり下がったりすることが実は大事で下がった時に購入したものは利回りが望めます。そして、平均化することで収益が出ます。
②複利の力とは。金利は単利と複利の2種類があります。単利は毎年同じ金利がかかります。複利は前年の合計金額に金利がかかります。長期間になると雪だるまのように増えていきます。ただ、この長期間が問題です。10年以上の時間が必要です。最初は大変ですが、慣れれば時間軸は気にならなくなります。この慣れが大変で理解していない人はこの力を活用するのは難しいです。
ここで、分散投資とは多くの商品を組み入れて同じ動くがしないようにします。投資信託は株式投資なので値動きはその指標に連動します。ですが、長期間の投資なので全体が小さくなってもまた、元に戻っていきます。それは、複利の力が作用します。複数の商品を保有しなくてもそれぞれの力が作用して分散投資と同じようなことが起きます。
注意点です
①手数料は出来るだけ低く。
これは投資の基本です。利回り難くても手数料が高ければ意味がないです。
②時間が経つとフェーズが変わっていきます
資産が増えると次のフェーズに変わります。理由は、最初はリスクが少ないので良いのですが、資産が増えていくとこの投資ではリスクに対してうまくいかなくなります。次の投資方法が必要になります。それが本当の分散投資です。連動しない別の投資商品を購入して分散していきます。将来的には必要ですが、勉強するには時間がかかるので最初は手軽なものから始めて勉強をすれば良いです。
まとめると
最初の数年間は投資信託で長期投資をしてベースを作ります。そして、投資が出来る金額が増えてくれば少しづつ投資するものを増やしていきます。高配当株やETFなど。そして種銭が大きくなれば債券や不動産投資などになります。こうすると分散投資になっていきます。そして、定期的に金額の入れ替えが必要になります。実はこれが連動している投資信託でおこなっていることです。
もう一つ大事なことがあります。投資もそうですが、ある時期までは同じ金額の貯金はあったほうが良いです。目安は生活費の半年から一年分です。
それでは、また明日。
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