年収ではお金持ちにはなれない

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

時給1500円の悪夢

もし、時給1500円になると年収で300万円以上の収入になります。アルバイトなら月に40〜50万円の収入になる人も出てきます。勤め先が企業であれば、税金を引かれますが、そうでないとそのまま自分の懐に入れている人もいます。

ある一定の収入があると税金がかかります。この部分は、平等に徴収されます。仮に大学生がアルバイトをして月に40万円の収入があれば年間です480万円の年収になります。これは日本のサラリーマンの平均給給与額を超えます。2年目からは住民税がかかります。

これは、1990年の頃と同じ事が起きています。大学生だった頃です。友人は、牛丼チェーン店で深夜のバイトを毎日の様にしていました。その頃のバイト代が20万以上になっていた事を覚えています。社会人の初任給よりも高いのです。バブル世代で就職した先輩は、今は苦労されていると思いますが、就職氷河期に突入した我々はある意味運が良かったと思います。大学の友人で転職をした人は誰もいません。

バイト料の方が高いから、就職をしない人がいた事も記憶しています。これから同じ様な事がまた日本でも起きます。自分で収支をコントロール出来ない人はいくら稼いでも足りません。収入の分だけ支出が増えていくからです。

時給1500円になろうが2000円になろうが生活が豊かになる事はありません。まさに『時給1500円の悪夢』です。

悪夢から抜けるには

収入を上げるよりも支出に着目します。仮に月に手取りでいくらあるのか。支出はいくらなのか確認します。

その結果を紙やスマートフォンのメモに書いてみましょう。

①収入<支出、②収入=支出、③収入>支出のどれかになります。この式に、年収は関係ありません。1000万でも1億でも①と②の人は支出を考えた方が良いです。

ただ、自分のポリシーで『宵越しの金は持たない』ならそのまま生活して下さい。そうでないなら、自分の支出を見直します。

見直しは簡単

支出の見直しの王道は『固定費』です。光熱費、スマートフォン代、保険など改善するだけで月に数万円単位で変わります。

固定費の見直しが出来ると次は、消費に対して本当に必要か問う様にします。例えば、ブランド物のサイフ。友人が持っていて欲しくなります。でも、そのサイフを今買う必要があるか自問します。使っているサイフが壊れているなら買い替えが必要かもしれません。そうでないなら、タイミングでない可能性が高くなります。消費に対して優先順位をつけるのです。飲み会もそうです。本当に行きたいならいくらお金がかかってもいく必要があります。付き合いなら断るか一次会で帰ります。ここでお金を使うなら身体に良い食材を買った方が将来の健康が見込めます。

この様に自分の時間を使って得た報酬を無駄に使わないで、支出を少し気をつけるだけで収支のバランスはかなり良くなります。そして、これは誰でも出来る事です。

最初の一歩が出せれば、お金に困らない生活はすぐそこにやってきます。

それでは、また明日。

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