年功序列と成果主義

man wearing grey shirt standing on elevated surface お金の部屋
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こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。

世代間で議論がある話題

それは、成果主義と年功序列です。

若い人は給料が多く欲しいので成果主義が良いと主張し、社歴が長い人は年功序列が良いと主張します。どちらが良いのでしょうか?

これには、実は正解がありません。

それぞれメリットとデメリットがあります。成果主義のメリットは成果が出ればその成果に対して収入が決まります。デメリットは、成果が出なければ収入は減ります。収入は安定しませんが、仕事をした実感があるかもしれません。

年功序列のメリットは収入が読めるので将来設計が考える事が出来ます。デメリットは若い時の給料が低いというか中高年と比べると低いです。中高年と若い人が仕事を比較して収入が低いと感じます。

比較しても意味がない

正解もないですが、比較しても意味がないのです。理由は同じ時間軸で考える事が出来ません。わかる事は今の会社の業績に対して収入が合っているか。そして、自分が貢献した仕事に対して会社にどれほど貢献しているかという事です。仕事以外に若い社員と社歴が長い社員とは違いが一つあります。それは、経験です。この経験はお金で買えません。若い人が勝てるのは若さです。この若さは経験とは違ったものがあります。それは、無理が効くという事です。20代までは、徹夜をしても疲れを感じる事がありません。それほど、若さは武器になります。20代を無理しても仕事をした経験は中高年になった時に活かされます。問題は20代で大変な経験をしないで過ごすと、中高年になった時に若い人から見たら仕事が出来ない社員になります。

どうすれば良いのか

成果主義でも年功序列でも、指摘した様にメリットもデメリットもあります。そして、もう一つ大事な事は年齢です、若い人は自分の若さが武器になります。ですが、中高年は経験があります。そして、若い人は時間が経つと中高年になります。これは誰にでも起きる事実です。その人が年齢を重ねても能力が上げるには、努力が必要になります。普通は、通常の仕事に忙殺されて仕事以外の副業をすることは大変です。ただ、20〜30代の体力なら無理をしても仕事は出来ます。成果主義で若い時に自分の能力を出して、その後の仕事の成果が上がらなくなると収入は減っていきます。若い人は成果主義で自分が上げた利益の全てを収入にはなりません。

自分の人生設計を

どの様に生きていくかが大事な要素になります。やりたい事があれば、最初に働いて収入を多く得て、中年以降は仕事の量を減らしていきます。この様な仕事をするには、どこかで独立などの起業が必要な場面があります。そして、65歳以降の年金をもらう時期の事も考える。FIREをしていれば問題がありませんが、そうでないならしっかり対策する必要があります。国民年金だけでも支給が出来れば、収入の一助になります。もし、人生の目的が無ければ会社員として収入を伸ばすことも大事になります。理由は厚生年金が支給されるからです。

まとめ

年功序列でも、成果主義もどちらもメリットもデメリットもあります。自分の生き方に何が大事かを考えて選択をします。ただ、違うと思えば変えることも出来ます。自分の人生ですから自分で決めていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、ご家族やご友人に紹介してください。宜しくお願い致します。それでは、また明日。

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