害獣駆除への批判について

登山の部屋

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熊の目撃が今年は多い

今年は熊の被害が多く特に東北地方では毎日のように目撃情報や被害に遭っています。以前にも指摘をしたように今年は初になるのが早かったため冬眠から目覚めた熊が春先の食糧に問題がなかったと想像できます。問題は夏場以降です。今年の夏は例年にないほどの暑さで多くの動植物に影響を与えています。特に雑食の熊への影響は多かったと思います。被害も夏場から秋に向かって増えています。

画面越しに見るとかわいい

画面越しに見る熊は可愛らしく、おとなしい時は問題がなかったですが、人が住んでいる領域に多く出現すると駆除をする自治体が増えます。先日の秋田県美郷町の子ども園の近くにいた親子の熊3頭を捕まえて駆除している件や北海道札幌市郊外のヒグマの駆除など多くの自治体で駆除が行われています。その度に地元でない方からの苦情が増えていると報道で知ります。

駆除しないならその方が良いに決まっている

基本的に駆除をしなくても良いならその方が良いと思います。熊の領域に人が入り山菜やきのこを採って被害に遭う方は多いのも事実です。ですが、山へ行きそのクマを駆除することはありません。理由は熊の領域に人が入ったから起きた事故です。逆に熊が人の領域に入れば駆除をする可能性が出てきます。それは、生活している人が被害に遭う可能性がある場合です。先程の子ども園の場合、熊は頭が良いので同じ場所に何回も現れます。もし、子供に被害が出た事を考えると苦渋に決断だと思います。

母熊は子供を守るため

特に母グマは子グマが危害に遭えば、体を張って守ります。普通の人では叶うわけもありません。批判したい気持ちも理解できますが、本物の野生のクマを見て、被害に遭った時に同じことが言えるでしょうか。熊は、基本的に人間が敵う動物ではありません。ですが、尾瀬国立公園はツキノワグマとの共生に取り組んでいます。熊の生態を紹介したり、出現した時に花火で脅して人と交わらないようにしています。直接ではありませんが、熊が出たことに驚いて木道から足を外して怪我をしている事例があります。この事例も尾瀬では10年以上起きていません。

お互いに交わらないように工夫をする必要があります。そうでないとどちらにとっても不幸なことしか起きなくなります。

そして、批判をするだけではなくどうしたら良いのか。人が行動範囲を増やしたから動物は悪くないと言われる方もいますが、そうではないと思います。地球上の生き物は基本的に同じルールで生きています。それが弱肉強食や食物連鎖です。人がこの弱肉強食や食物連鎖に頂点にいると思っているのは間違いです。絶対的な存在でもありません。自然の一部です。ですから野生動物に襲われることは昔はよくあったと思います。現代は、先人たちの努力によって野生動物と遭う機会はかなり減りました。人間の領域に踏み込まなくなったのです。それは自然の中で生きていける環境だったことを意味します。ですが、地球環境の変化で状況は変わっています。その一つが異常気象(人間から見たら)だったり熊の出現です。これは、人間にとって都合が悪いだけで地球の自然環境は変化していきます。きっと人間にとっては都合が悪いと思います。

日本には多くの野生動物が存在します。

野生動物は自分達の領域を大事にして生きています。そして、人間の都合など関係ありません。ですが、人間は自然の法則を克服しながら今の繁栄があることも事実です。ですが、今一度我々人間が自然の一部であることを理解しましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容がさん故意になりましたら、ご家族やご友人に紹介して下さい。宜しくお願い致します。それでは、また明日。

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