こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信しています。毎日朝7時に更新しています。
3月の経済ニュースで大きい出来事はSVBの破綻から起きた金融危機ではないでしょうか。2008年のリーマンショックの再現と感じた人も多いと思います。
その時の教訓を元にアメリカの金融当局の対応は早かったです。この事からも分かりますが、様々なシステムが存在しますが、完全な物はありません。完全と思われるシステムでも新たな問題が発生し、その問題を常に解決しながら本来の目的を達成する為に日々、努力しています。なぜ、問題が発生し続けるのか?
それは、運用しているのが、人間だからだと思います。人間は感情で動きます。感情のせいで予期せぬ事をします。そして、感情は扱いが難しいのです。きっと、人間から感情が無くなるなれば、多くの問題は無くなるでしょう。
アメリカ発、金融危機
先ほどの金融危機も、SVBに対する不信感が預金の取次騒ぎになり閉鎖という事が起きました。この時に多くの人は自分の資産を守る為に動いています。セイフティーネットが完備されていますが、多くの人はその事を忘れて行動しています。クレディスイスのAT1債の件もそうです。リスクがあるから利回りが高いのです。この理屈がわかっていればこのようなことになる前に手が打てます。そして、問題が表面化してから多くの問題を指摘しています。本来はその前にする事です。ここにも人の感情が存在しています。
常、日頃から変化していく社会や法律に関心を持つ事が大事になります。関心があれば、様々な出来事に想定や準備が出来ます。これは、自分の頭の中でする作業です。お金もかかりませんし、場所の制約もありません。
不完全な物だから良いのです。
世の中には完全なものはありません。不完全だから人間は努力をし、成功や失敗を繰り返します。ですから、数年後にまた、金融危機は訪れます。ロシアがウクライナに侵攻していますが、同じようなことが他の地域でも起きます。多くの人間が、間違っていると指摘をしても指導者は誤った判断をします。
まとめ
人は不完全なもので、世の中には完全な物は存在しません。だから、人間は努力をしていきます。その経験から多くの事を学びます。日々、努力していきましょう。
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