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配偶者が亡くなると義理の親族と縁が切れる
この様な記事をYAHOOニュースで拝見しました。配偶者の両親との関係が良好な人もいれば、そうでない人もいます。全ての家族が仲が良いというのは幻想に近いと思います。家族にはそれぞれの事情があり、家族思いの人もいればそうでない人もいます。それが良いとか悪いとかではありません。経済的な理由があったり、違う理由があったりすると思います。
配偶者が亡くなると
配偶者がなく異なると義理の家族との関係が変わっていきます。その一つは相続です。例えば、息子が亡くなりその方が相続ができるほどの資産があれば当てにする人は出てきます。その資産は誰のために作ったのでしょうか。その多くは家族のためですが、家族の中心は配偶者やご子息が多い可能性があります。ですが、亡くなった方の両親がその資産を当てにしている事があります。自分の老後の生活費を子供の財産でなんとかしようとしています。もし、本人が存命であれば面倒を見た可能性がありますが、亡くなった時点でその財産を管理するのは多くは配偶者になります。
その関係が修復できない時に、縁を切り時に使う制度、それが『姻族関係終了届』になります。この制度を利用する人は、新しい家族が出来る時が多いと思っています。それは、今までの義理の家族との関係が新しい家族が出来ることで法律的に変わっていきます。この時に使う方が多いと思います。
違う理由で利用する人も
それが、配偶者の義理の家族との関係です。この関係が良好でないと新しい家族や出会いがなくても家族関係を終焉したいと考える人がいます。意外に思うかもしれませんが、婚姻関係があるのは配偶者でありその親族と婚姻関係を結んでいるわけではありません。ですが、日本の婚姻制度のベースは『家制度』です。家族の単位が『家』になっているので結婚は『家』同士の結婚と考える世代がいるのも事実です。この考え方は世代が若くなると変わってきます。そもそも婚姻制度自体が存続できるかも分かりません。家族を持ちたい事=結婚とは限りません。婚姻届を出したい人もいれば、内縁関係が良いという人もいます。長い間、婚姻関係を結ばないで高齢になってから婚姻関係を結ぶ人もいます。この様な人の理由の一つに『財産』があります。もし、相続する人(子供)がいない場合、自分の財産は両親か兄弟が相続します。この事実に気がついた時に財産がある人は、その財産を誰に受け継いでもらうか本気で考えていきます。
本当は
財産の問題は、非常に複雑です。財産の規模や家族関係、それぞれの資産の規模など事情が違います。そして、借金の有無が重要になります。借金が多額の親族は、他の親族の資産をとりにきます。ですから、本当の財産は誰にも伝える必要はありません。ファイナンシャルマネージャーや会計士、弁護士などに相談をする必要があります。何も準備をしないで、この問題に直面すると大きな災いに遭います。そして、この災いは自分で解決できる性格の物ではありません。そのことをよく理解をして臨みましょう。
できれば、円満に次のステージや今までの家族関係が維持できれば理想ですが、実際はそうでない事もあります。
自分が幸せになれる選択をしましょう。
それでは、また明日。
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