大河ドラマの歴史的考察

日本の部屋

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どうする家康

築山(瀬名)殿と信康がなくなる放送回でした。この内容に史実と違うと批評する内容を多く見られました。ある時期に大河ドラマは時代背景を無視した内容が多かったですが、最近は時代考察をしっかりしています。今回の『どうする家康』は新たな解釈を与えています。ドラマの後に主演の松本潤と有村架純が築山が自害した舞台を訪れて演じた感想をお互いに話をしている。これは演者目線だが、築山殿が悪女と言われている書物は江戸時代に書かれたものでその当時に書物には残っていない。そうなると今回のような解釈もあっても良いと思う。

大河ドラマの役割は

実際に、今の時代にあるかは不明ですが、経済的な側面ならあります。大河ドラマの舞台になった地域は多くの観光客が訪れます。昨年の鎌倉殿の13人で鎌倉に訪れた方は多いと思います。家康になれば静岡県で特に浜松は盛り上がっていると思います。仕事で訪れたことがある千葉の房総では『里見八犬伝を大河ドラマに』と垂れ幕を見たことがあります。それだけ経済効果は望めます。

その内容が史実通りであり理由はない

経済的な側面が多くなると、固定的な史実よりも新しい解釈を盛り込むことは大事になると思います。そして、物語としての面白味も大事になります。興味を持つことが多くの方に受け入れられるものになります。その反面、史実を知らない人が見ることもあります。その時に注釈はもしかすると必要かもしれません。ドラマの内容が歴史上の内容と思っていると間違っていることがあります。ですが、自分の国の歴史に興味を持ち史跡を訪れることで、理解を深める事ができます。

日本の歴史すら

歴史は時の為政者の都合で書き換えられます。ですが、多くの資料が残っていればその歴史は見直されます。特に日本は明治以前と明治以後で国のあり方が大きく変わったので当然、歴史観も変わります。天皇中心の国家になったため天皇に都合が悪い史実は変えている可能性があります。江戸時代よりも前のものは検証ができなかったと思います。

新たな試みを

何でもそうですが、新たな試みをすることも大事になります。その試みがそれまであった物の見方を変えることも見直すこともあります。その挑戦に対しては、応援する気持ちが大事です。そして、その結果を検証することが必要です。もし、今回の解釈がどのような評価を得るかはわかりませんが、その緒戦する気持ちを評価するべきだと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたらご家族やご友人に拡散をお願い致します。よろしくお願い致します。それでは、また明日。

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